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デビルブラックとは? デビルブラックは、ポケットモンスター ファイアレッド前期版を改変して作る新しいゲームです。 前期版のみ対応していますので、後期版をお持ちの方は、DGしてください。 (近々DGパッチをうpする予定です。) デビルブラックでは、通常のポケットモンスターシリーズと違い、 ロケット団のボス、サカキの立場でストーリーが進んでいきます。 ポケモンジムのジムリーダーでもあるサカキは、最強のポケモン達を従えて世界をのっとるべく ポケモンリーグを目指します。 サカキの指揮しているロケット団の脅しで、物価が極端に安くなっていることや、 ロケット団の生物実験により、ポケモンのレベルがとても強いことや、全てのポケモンが出現することが特徴です。 上記の通り、かなり野生のポケモンが強くなっています。上級者向けですので、通常のポケットモンスターシリーズの1.5~2倍レベルが高いので十分なレベル上げが必要です。
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登録日:2014/11/24 (月) 20 21 08 更新日:2024/06/05 Wed 08 01 42NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 3DS ORAS RSE アルファサファイア エピソードデルタ オメガルビー カイオーガ グラードン ゲンシカイキ ゲーム ゲームフリーク デルタ ニンテンドー3DS パラレルワールド ホウエン地方 ポケットモンスター ポケットモンスターシリーズ ポケモン メガシンカ モンスター育成ゲーム リメイク 任天堂 大幅アレンジ 第六世代 出典:ポケットモンスターXY、56話『カラマネロ対マーイーカ!絆は世界を救う!!』、2013年10月17日~2015年10月29日まで放送。OLM Team Kato、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon 『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』(Pokémon Omega Ruby / Alpha Sapphire)とは、『ポケットモンスター』シリーズの一つ、『ポケットモンスター ルビー・サファイア』のリメイク作。 2014年11月21日発売。 ニンテンドー3DSに対応している。 原作のミナモシティの看板にはこのように書かれていた。 「ここは ミナモ シティ りくちの さいはて うみの はじまり」 ◆概要 シリーズのリメイク作品としては『FRLG』、『HGSS』に次いで3作目。 ストーリー、舞台、登場人物は原作の『ルビー・サファイア』と同じだが、設定の変更やシナリオの追加など、原作からのアレンジ色がかなり強いのが特徴。 テーマは「豊かさ」「共存」。 豊かな自然の中で人やポケモンが共存するホウエン地方を象徴している。 パッケージを飾るのは伝説のポケモン、グラードンとカイオーガが新要素「ゲンシカイキ」によってパワーアップした姿。 この「ゲンシカイキ」の謎に迫ることがストーリーの主軸となる。 グラフィックやゲームシステムは前作『XY』をベースにしている。 前作に引き続き「メガシンカ」を前面に押し出した内容となっており、新たなメガシンカポケモンも多数登場する。 ポケモンコンテストやひみつきちといった第3世代独自の要素も、第6世代の環境に合わせパワーアップした。 前作に登場したポケパルレとスパトレも続投している。 2014年10月頃に『オメガルビー・アルファサファイア 特別体験版』が配信された。 シナリオはここでしか体験できない正に特別仕様で、メガストーン持ちのハガネール(海外版ではオニゴーリ)を捕獲して製品版に送ることができる。 原作と同様に「むげんのチケット」も配信され、すれちがい通信を利用しておすそ分けも可能になった。ちなみにすれちがい通信している限り永遠に配り続ける。 まさに「無限のチケット」。 購入・予約特典は店舗ごとに様々なアイテムが用意されている。 海洋堂製のオリジナルフィギュアは『DPt』・『HGSS』以来となる。 ポケモンセンター限定特典は『XY』の「ワールドアートブック」と同種の「ニューホウエンアートブック」やクリアポスター。 そしてメガストーンを持った色違いのダンバルがインターネットを通してプレゼントされる。 TVアニメ版では『最強メガシンカシリーズ』において一足先にホウエン地方を舞台とした話が展開されている。 メガシンカポケモンが集合する短編アニメ『メガスペシャルアニメーション』も制作され、11月16日にBSジャパンにて『裂空の訪問者デオキシス』の後にテレビ放送された。 『BW2スペシャルムービー』や『ポケットモンスター THE ORIGIN』と同様にTVアニメ版とは世界観や声優が異なる。 なお、本編の時間軸上は、『XY』や『BW』、『BW2』よりも過去のエピソードとなっており、『DPt』よりも前である可能性もある。 ただし、『BW2』のモブの台詞や『XY』のプラターヌ博士の台詞などと若干ズレが生じてしまっている。 (プラターヌ博士の台詞は今後『XY』のマイナーチェンジ版にて修正されるものと思われる。) また、リメイク前の世界観はパラレルワールドとして扱われている。 おそらく今後は『ORAS』のほうが正史になるものと思われる(主人公の冒険と行く先々で起こるイベントが12年後にシフトした世界と考えれば良い)。 『RSE』という作品の世界観そのものが抹消された訳ではないので、そこは安心してほしい。 実際に後の作品では『RSE』の世界出身と思われる人物や、『ORAS』ではなく『RSE』の姿をした人物が登場している。 ポケモンシリーズの時系列に関しては『RSE』の項目を参照。 リメイク作品である事を強くプッシュしているせいもあってか、劇中でもリメイク前を意識したメタ発言が多い。 ちなみにゲームコーナーは客が来なくなって潰れた。 ◆新要素 ゲンシカイキ 超古代ポケモングラードンとカイオーガに見られる新たなフォルムチェンジ。 メガシンカとは異なるシステムで発動する。 ポケモンコンテストライブ! ポケモンコンテストの発展型。 本作ではエキサイト時に特殊な技が披露される。 ポロック作りがまさかの自動化を果たし、格段にやりやすくなった。 きのみの色に応じて様々なものが作成可能。 更にあげられるポロックの上限がなくなっている。 それを悲しむRSE当時のファンもいるが…。 スーパーひみつきち ひみつきちの発展型。 リメイク前とぱっと見の変化は少ないが、各通信機能に対応しより多くのプレイヤーと交流可能。 「そらをとぶ」の仕様変更 今までに訪れた街のみならず、道路やダンジョンの入口にも飛べるようになった。 ずかんサーチ 草むらに潜むポケモンをエンカウント前から発見、スライドパッドを少し倒しながら近づくことでバトルできる。 この方法で捕まえると珍しい技や道具を持ったポケモンになる。 そのポケモンを見た回数に応じ、色違いなど特別なポケモンをサーチできる確率が高くなる。 普段はその地域に生息するポケモンのシルエットが表示される。 アニメ版の「あのポケモンは……(ポケモン図鑑起動)」実装化といったところか。 ちなみにフィールド上で話しかけられるポケモンや、背景を通るだけのポケモンにも反応する。 エピソードデルタ 殿堂入り後の新たな冒険。 この星に隕石が落下することが判明し対策を講じるトクサネ宇宙センターの面々。 一方、主人公はミシロタウンで謎の少女ヒガナと出会う。 意味深な問いかけを繰り返す彼女の狙いとは? またメガシンカの秘密とは何なのだろうか? 並行してキーストーンを狙うマグマ団/アクア団も再びホウエン地方に牙を向け始める。 鍵を握るポケモンは『裂空の訪問者デオキシス』と同様にレックウザとデオキシス。 ▲余談 デオキシスが初お披露目になった『ファイアレッド・リーフグリーン』のたんじょうのしまでは、瞬間移動する三角形の石板(=デルタ?)を追いかけ続けるとデオキシスが空から降臨する。 「隕石」「レックウザ」「塔の上」という意味で、どこかしらポケダンの『救助隊』と共通点がある。 ◆登場人物 主人公 ジョウト地方から母親と共に引っ越してきた。 引っ越し直後にオダマキ博士のピンチを救った縁からポケモントレーナーとしての道を歩む。 ハルカ/ユウキ オダマキ博士の娘/息子。 父親の手伝いのためあちこちを巡っている。 ミツル トウカシティに住む病弱な少年。 主人公に見守られながらラルトスを捕まえたことがきっかけでたくましく成長する。 公開直後からイベント時の上目遣いで全国の紳士淑女を悶えさせた。 3Dグラフィックの恩恵を大いに受けており、戦う度に目付きが力強い雰囲気になって行く。 マグマ団/アクア団 人々の発展のため大地を拡大させる/ポケモン達の故郷となる海を取り戻すため暗躍する謎の組織。 全体的にイロモノ&ネタキャラ集団化団員の個性がはっきりするようになった。 ダイゴ みんな大好き大誤算25歳。 メガシンカの秘密を追い旅をしている。 ルチア ポケモンコンテストライブが大好きなアイドル。 パートナーのチルタリスと共に新たなポケモンコーディネーターとして主人公をスカウトする。 どことなくミクリに似ているが…? そう、実は彼女はミクリの姪だったのだ!!(ミクリの姉の子) 年齢は、秘密なのだが見た目から推定すると13歳~14歳前後。 ギリー スーパーひみつきちを愛する青年。イッシュ地方出身。 パートナーはフライゴン。 ヒガナ エピソードデルタに登場する少女。 パートナーはゴニョニョとボーマンダ。 隕石落下に察し、何らかの思惑を抱え行動する。 雑誌公開された際は「かなた(彼方のルビ)」というテキストがスクリーンショットの真下に来たため「かなたって誰だ」と一部でネタにされた。 ポケモントレーナーに関しては、『XY』とほぼ似たような肩書きのトレーナーが登場する。 『XY』で初登場した「メルヘンしょうじょ」や、本作初登場のチョイ悪系トレーナー「こわいおじさん」「こわいおねえさん」など、 オリジナル版にいなかった種類のモブトレーナーも増えている。 やまおとこ、バックパッカーなど一部は『XY』のグラフィックをそのまま流用している。 一方で、本作には女性トライアスリート各種と女性サイキッカーが登場しない。 また、着替えシステムはないが、『XY』の全衣装データやサナ、ティエルノ、トロバのグラフィックも内部には収録されている。 衣装データは『XY』との対戦時に、友達3人組のグラフィックはバトルハウスのマルチバトルのバトルビデオ再生時に確認できる。 ついでに戦闘画面のカメラアングルも微妙に変更されたので、『XY』では分かりにくかった相手のボトムス衣装までしっかり確認できる。 これを機に『XY』時代のバトルビデオを『ORAS』で見返してみたり、『XY』勢と対戦してみると面白いかもしれない。 更に余談だが、『ORAS』は『XY』と違う形で楽しむものとして製作されている。 着せ替え、ローラースケート、写真看板、トレーナープロモなど『XY』で登場した新要素の多くが『ORAS』に引き継がれなかったのはこのためである。 『XY』はトレーナー自身も色々なことをして楽しむソフト、『ORAS』はポケモンと一緒に遊び尽くすソフトと言ったところか。 追記・修正はゲンシカイキしながらお願いします。 Prev ポケットモンスター X・Y NEXT ポケットモンスター サン・ムーン △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- [!]特定キャラクターに関する誹謗中傷など、コメント内容によっては、コメント欄の削除や、IPの規制などの措置が行われる場合があります。 ▷ コメント欄 [部分編集] リセットしました -- 名無しさん (2016-03-28 00 18 55) なんでヒガナの記事は嘔吐関連記事みたいに凍結されないんだろうね -- 名無しさん (2016-05-12 22 04 31) 海外の反応でORASがラテン語で海岸を意味すると知った時は感心した -- 名無しさん (2016-05-29 00 07 11) ラティ加入、メガシンカ、技マシン無限、学習装置… 小学生の時にした原作と比べて易しすぎる。小学生にもやりがいないんじゃない? -- 名無しさん (2016-08-10 16 58 07) パラレル関係はリメイク前の世界とリメイク後の世界で別れてるんじゃないかな、なのでXYとORASは繋がらない -- 名無しさん (2016-08-27 14 09 55) ↑そんな失敗作どうでもいいよ -- 名無しさん (2016-08-27 14 50 04) ↑3難易度高ければ良いとは思えんな。 -- 名無しさん (2017-12-20 17 54 17) 金銀以来久しぶりにやった復帰勢だが、これくらいのほうがリハビリにちょうどよかった -- 名無しさん (2019-04-11 13 58 34) 登場人物のキャラデザにかなり賛否があったけど、そもそもポケモンはトレーナーよりもポケモンのほうが重要であり、FFやテイルズみたいに人間キャラの外見とか設定は必要なのか?と思ったな。 -- 名無しさん (2019-05-23 10 32 55) やっぱり一番好きなシリーズだわ。サクサク進むストーリーに個性豊かなキャラやイベントで、ポケモンの世界を冒険するっていうワクワク感がどれだけプレイしても絶えない -- 名無しさん (2019-05-23 11 48 04) モブトレーナーが削除されてるのがショック -- 名無しさん (2020-02-27 23 09 50) タイトルにオメガとアルファをつけた意味が特性や敵組織の目的からちゃんと分かる流れはちょっと感心した -- 名無しさん (2020-06-24 15 57 36) 名前 コメント
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基本情報 あらすじ キャラクター 声優 内容 コメント 基本情報 ポケモンサーカス!ブースターとサンダース 脚本 柿原優子 絵コンテ 齋藤徳明 演出 ウヱノ史博 作画監督 篠原隆 初回放送 2022/02/18 オープニング 1・2・3 エンディング バツグンタイプ 前回 ヤドキング!カレーなる遭遇!!? 次回 スパイクタウンのマリィ!? あらすじ キャラクター 【サトシ】 【ピカチュウ】 【ゴウ】 【サルノリ】 【コハル(ポケットモンスター2019)】 【イーブイ】 【サクラギ博士】 【キクナ】? 【レンジ】? 声優 担当キャラ 名前 サトシ 松本梨香 ゴウ 山下大輝 ピカチュウ 大谷育江 コハル 花澤香菜 サクラギ博士 中村悠一 イーブイ 真堂圭 サルノリ 武田華 ブースター(ライム) 社本悠 ビリー 近藤隆 ホノカ 植田佳奈 座長 間宮康弘 キクナ 千本木彩花 レンジ 観世智顕 ゴウのスマホロトム マリナ・アイコルツ ナレーション 堀内賢雄 内容 コメント 名前 全てのコメントを見る?
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かつてある地方で戦争が起きた 人々はポケットモンスター 縮めてポケモンと呼ばれる 獣をつかい 醜い争いを始めたのだ そこに一体の龍が 蒼天より舞い降りた ただ何が起きたわけでもなく 人々は争いをやめたという そして今、ある組織により 再びその地方に危機が訪れた その地方の名前はホクリク地方 ~今ひとりの少年の旅が始まる~
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170. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/05/30(月) 06 58 57.74 ID NcMDH6Rz0 私達は澪先輩を見送りました。 「これから、どうしましょうか、ゆい先輩」 「う〜、寝たいよ〜」 「もう!!どうしたんですか、今日は」 「あう〜。別になんでもないよ〜。ただ、眠いだけだよ〜。……………昨日は調子に乗って、今日の5時まで、戦っちゃったんだもん」 「はい?いまなんて……」 「ねえ、今日は一緒に寝て過ごそうよ〜、あずにゃ〜ん」 「さすがに寝て過ごすわけにもいきませんよ」 それもいいかもしれませんが、ちょっともったいない気がしますし。 「仕方がありません。じゃあ、ゆい先輩は寝ていて下さい」 「あずにゃんは?」 「私はみんなのレベル上げをしてきます」 「え、や、やめた方がいいよ(昨日もあんなに付き合ってもらったのに)」 「何を言ってるんですか。ハナダジムにも挑戦していくんですからね。万全にしておかないと。じゃあ、いったん、ホテルに戻りましょう」 171. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/05/30(月) 07 00 13.96 ID NcMDH6Rz0 「ぐうぐう、ぐうぐう」 ゆい先輩はベットで気持ちよさそうに寝ています。一体、昨日、何をしてたんでしょうかね。テレビでも見てたんでしょうか? 「それにしても、幸せそうな寝顔ですね」 どんな夢を見てるんでしょうね。ゆい先輩のことだから、ケーキとかを食べてる夢でしょうか?起こすのも悪いので、サッサと行くとしましょう。一応、メモを残しておきましょう。 『ハナダの外れ、私達が戦った場所に行ってきます。 梓より』 これでよし。さて、行きますか。 「……あずにゃ〜ん」 ビクッ。 172. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/05/30(月) 07 01 01.80 ID NcMDH6Rz0 「ムニャムニャ、そんなことしちゃ駄目だよ。……あん。変なとこ触んないでよ。……ムニャムニャ」 いきなり、名前を呼ばれてびっくりしましたけど、寝言ですか。というか、どんな夢を見てるんでしょうか。まあ、知りたくありませんけど。というより、知ってはいけない気もしますが。このまま、行ってもいいんですけど、なんとなくしゃくなんで、ちょっといたずらしてみましょう。 ツンツン。 私は柔らかそうなゆい先輩のほっぺをツンツンとつついてみる。プニプニしていて実に気持ちいい。癖になりそうです。 ツンツン、ツンツン。 「あう〜」 ゆい先輩は少しうっとうしそうに寝返りを打ってしまいました。少しやりすぎたかもですね。私は今度こそ、黙って、部屋を出ました。 173. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/05/30(月) 07 01 32.36 ID NcMDH6Rz0 「よし、ここでいいかな」 私はデルビルとイーブイを出す。 「前回、デルビルは頑張ってくれたんだけど、もう少し、レベルを上げたほうがいいから、今日も頑張ろうね、デルビル」 私はデルビルの背中をなでる。 「イーブイはまだ、使いこなせない部分もあるから、レベル上げとともに、そこらへんもやるけど良いかな?」 「ブイ」 「そっか。ありがとね」 ナデナデと頭をなでる。 「じゃあ、皆、今日も頑張ろうね!」 174. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/05/30(月) 07 03 00.34 ID NcMDH6Rz0 12時ごろ 「う〜ん、よく寝た〜」 私はちょうど、おなかも減ってきて目が覚めた。やっぱり、夜に特訓しても、こんなに眠くなったら意味ないね。今度からは気をつけなきゃ。 そういえば、あずにゃんはどこだろ?私は辺りを見回すとテーブルの上にメモがあります。うーんと、何々。 『ハナダの外れ、私達が戦った場所に行ってきます。 梓より』 なるほど、きっと、皆のレベル上げでもしてるんだろう。あずにゃんには内緒だけど、昨日の夜もやったし、皆には悪いことをしたかもしれない。 「う〜ん、どうしよう?」 時間もお昼だし、迎えに行こうかな。私は準備をして、あずにゃんを迎えに行くことにした。 175. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/05/30(月) 07 03 35.34 ID NcMDH6Rz0 「ふう〜、ちょっと休憩しましょうか」 私は連携を確かめたり、イーブイの進化の使い方の確認を行ったりしました。なので、ちょっと、疲れました。 「イーブイ、こっちにおいで。ブラッシングしてあげますから」 こういうちょっとしたコミュニケーションも大事ですよね。トレーナーとして。 「ブ〜イ」 「デルビル」 「デルビルもやってほしいの?ちょっと、待っててね」 私はイーブイのブラッシングをしつつ、デルビルの頭をなでる。嬉しそうにするイーブイやデルビルを見ると気分が良いですね。 「そういえば、もう、お昼ご飯ですね。唯先輩のところに戻りますか」 176. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/05/30(月) 07 04 52.26 ID NcMDH6Rz0 「残念だけど、それはできないな」 声のした方を見ると、見覚えのある服を着た3人の男がいました。周りには5匹のアーボックとマタドガス達がいます。 「昨日はよくもやってくれたな」 「あなた達は昨日捕まったはずじゃ」 「洞窟内部でやられたからな」 「逃げるのも楽だったわけよ」 なるほど、納得です。 「てめーのポケモンを奪って、ロケット団に戻ってやる」 どこまでも下種な人たちですね。でも、こちらはきついですね。デルビルとイーブイは疲れてますし、万全なのはハッサムだけですか。まあ、でも、問題ないですね。ハッサムは強いですし。 「出てきて、ハッサム」 私はハッサムを繰り出しました。 「マタドガス、アーボック」 「行きなさい、ハッサム。バレットパンチ」 ハッサムは先制攻撃を仕掛けます。そのおかげで、マタドガスをまずは倒しました。 「次もやるです、メタルクロー」 続いて、アーボックにも攻撃を加えます。 「シャーボック」 アーボックもふっ飛ばして、倒しました。これで、後、3匹です。 177. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/05/30(月) 07 05 50.35 ID NcMDH6Rz0 「どんなもんですか」 「くっくっくっ。まあ、これくらいは計算どおりだな」 「強がりですか。情けない連中ですね」 「まあ、こいつを食らってから言いな」 そう言って、ロケット団はハッサムにビンの入り口に紙を入れて、火をつけて、投げてきました。あれはなんていうんでしたっけ、そうだ。 「火炎瓶!?」 「そのとおり」 ハッサムははがねタイプでほのおタイプ、すなわち、火の技が弱点です。つまり…… 「ハッサーーム」 ハッサムに大ダメージということです。 「大丈夫ですか、ハッサム。戻ってください」 「これで、切り札は消えたわけだ」 「私には、まだ、2匹います」 「そんなに弱ってる奴が2匹いてもな〜」 たしかに、今までの特訓のせいで疲れきってますからね。 「こっちは残り、3匹。そっちは2匹。おまけに妙な奴もいない。終わりだな」 「くっ」 どうすればいいんでしょうか。 178. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/05/30(月) 07 06 39.90 ID NcMDH6Rz0 「お〜い、あずにゃ〜ん」 「あ、ゆい先輩」 「チッ、また、あのガキか」 「むむ、これはあずにゃんのピンチだね」 「かまわねえ、やっちまいな」 「それじゃ、早速いくよ〜(格好よく倒して、あずにゃんになでなでしてもらおう)ゆいちゃん真拳奥義『ゆいあず☆ちょっと残念な昔話』」 あれ?今回はいつもと違いますね。人形が出る様子もありませんし、名前も無茶苦茶だし。 「まず、初めのタイトルは『アズサの恩返し』」 179. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/05/30(月) 07 07 30.42 ID NcMDH6Rz0 「誰かー。助けてください」 「むむ。あれはあずにゃんじゃないか。しかも、罠に掛かってる」 「助けてください」 「もちろんだよ」 罠を外す。 「ありがとうございます。このご恩はいずれ返します」 「いいよー、別に」 「いいえ、絶対返します。それではまた」 その日の夜 コンコン。 「はーい。どなた?」 「私は今日助けてもらったアズサです。約束どおり、恩返しに来ました」 「そんな〜。悪いね〜」 「では、恩返しの品です」 10円ガム。 「………」 「………」 180. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/05/30(月) 07 08 42.50 ID NcMDH6Rz0 「意味わかんないよー」 アーボックにパンチ。 「別に恩返しのために助けたんじゃないけどさー」 キック、キック、パーンチ。 「シャーボック」 「でもさー、恩返しなんて言われたら、期待しちゃうじゃない」 ワンツー、ワンツー。 「物なんて要求しないけど、せめて、ネコミミをつけたあずにゃんを一日抱きつける券をあげるとかさ、やることあるんじゃないかなー」 「なにを言ってるんですか、ゆい先輩!!」 エネルギーを右手に溜まってます。 「ゆいちゃんパーンチ」 アーボックはふっ飛ばされてしまいました。 「なんだ、今の技は」 「くそ、マタドガス、ベトベトン」 2匹はゆい先輩に襲い掛かろうとします。 「次のタイトルはね、『ゆい太郎』」 181. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/05/30(月) 07 09 29.53 ID NcMDH6Rz0 「さあ、さっそく、鬼ヶ島に出発しよう」 「はいです。皆、頑張ろうね」 「ニャー」 「……」 「あの、あずにゃん。この2匹は……」 「あずにゃん2号とスッポンモドキのトンちゃんです」 「………」 182. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/05/30(月) 07 10 23.66 ID NcMDH6Rz0 「これじゃ、戦えないよー。ゆいちゃん昇竜拳」 マタドガスを上にふっ飛ばします。 「あずにゃんはいいとしても、あと2匹はなんなのさー。ゆいちゃんキック」 ベトベトンすらもふっ飛んでいきます。何なんですかね、この技。 「さて、残りは君たちだね。最後に一番残念な話をしよう」 「くそ。なんなんだ、こいつの強さは」 「いったん退くか」 「そうするか」 勝てないと分かったら、逃げるんですか。相変わらず、卑怯な連中です。 「一番残念な話……それは」 ゆい先輩は逃げ出す、ロケット団を先回りします。 183. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/05/30(月) 07 11 15.61 ID NcMDH6Rz0 「この話だよーーーーーー」 と、叫んで、まず1人をキックで、ふっ飛ばしました。なにを言ってるのかはよく分かりませんが。 「もっと、書き手が良ければ、もっと、あずにゃんとイチャイチャして、それこそ、18歳未満お断りな展開もあったかもしれないのにさー」 まったく、言ってる意味がわかりません。 「くらえー、ゆいちゃん百烈拳」 ロケット団に百烈拳を叩き込みます。 「何事かね、この騒ぎは」 この騒ぎを聞きつけたのか、おまわりさんがやって来ました。 「ロケット団が襲ってきたんです」 「何!?」 その後、私達を襲ってきたロケット団の人達は見事に捕まりました。 184. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/05/30(月) 07 12 33.29 ID NcMDH6Rz0 「事情聴取などで、結局一日が潰れちゃいましたね」 「そうだね。でも危なかったね、あずにゃん。私が来なかったら、どうなってたことか」 「そうですね。今回は本当に助かりました」 「ねえねえ、あずにゃん。私のこともっとほめても良いんだよ〜。例えば、ナデナデしたり、ほっぺたにチュ〜、とかさ」 「調子に乗らないで下さい」 でも、そうですね。卑怯ですけど、気になってたことを聞きますか。 「撫でるくらいならしてあげますけど、1つ条件があります」 「条件?」 「昨日の夜なんで遅くまで起きてたんです?」 「それは………してたんだよ」 「はい?」 「特訓してたんだよ〜」 「特訓?」 「うん。皆に付き合ってもらって、今日の5時まで」 「ぷっ、くくくくく」 「笑わないでよ〜、こっちも真剣なんだから」 「すいません」 ナデナデ。 「あう〜」 気持ちよさそうにする、ゆい先輩。 185. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/05/30(月) 07 13 24.69 ID NcMDH6Rz0 「どうして、急に、こんなことを?」 「澪ちゃんに負けたくなかったんだ」 「はい?」 「あずにゃんは澪ちゃんを見る目がとても、尊敬してるというかある種の安心感みたいな感じだったから、私が強くなれば、そんな眼で私を見てくれるかなって」 「……ゆい先輩」 いつも、ちゃらんぽらんに見えてもやるときはやるんですね。 「今度からは、そういう時は私に言ってくださいね」 「どうして?」 「どうしてって、私は……」 「私は?」 「ゆい先輩のパ……トレーナーですから。……さ、夕食でも取りましょうか」 「うん!」 186. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/05/30(月) 07 16 06.22 ID NcMDH6Rz0 ハナダ編? 「VS残党」終了 今までで一番グダグダな気がする 190. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/06/02(木) 17 22 23.05 ID 5tT44Yda0 前回までの状況(トレーナとポケモン) 梓 ゆい ハッサム デルビル イーブイ 澪 ゼニガメ 律 ヒトカゲ ムギ フシギダネ 純 うい ゆいの外見の設定が曖昧だから、ちゃんとしておこう 身長は幼稚園の唯くらいで髪型は高校生の唯と考えて下さい。 ハナダ編似? 「梓争奪戦?・ゆいVS律」 以下、投下 191. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/06/02(木) 17 23 48.11 ID 5tT44Yda0 トキワシティのある施設にある捕獲班部長の部屋 『サントアンヌ号の襲撃か』 『ええ』 山中さわ子は梓たちを襲った男、マコトに言う。 『次は失敗しないでよ』 本来なら、一度失敗した男にこんなことを頼むべきではないかもしれない。しかし、この男は強い。さわ子はいろんなトレーナーを今まで見てきているが、この男、マコトは強いと感じる。今回はイーブイ捕獲の指揮官を任せたが、こいつの実力なら、おそらく、さわ子の次に、つまり、副部長くらいの地位にはいけるだろう。……ただ、1点の弱点を除けば、の話だが。 『なんで、襲撃するんだ?』 『琴吹家が私達に対する資金援助を断ったからよ』 なるほど、とマコトは考える。しかし、これは殲滅部隊の管轄ではないだろうか。捕獲班も、邪魔者の誘拐等も行うが、もともと、本来の管轄ではない。それに、ここまでのことなら、殲滅班の管轄だろう。さわ子はそんなマコトの疑問を感じ取ったのだろうか、こう答えた。 『今回のはいわば脅し。本気で殲滅する必要はないのよ』 『なるほど』 ロケット団も組織の維持のためにはある程度の資金が必要である。ポケモンの売買だけでは足りないものだ。このため、資金を確保することは何より重要なのである。今回の襲撃でたくさんの犠牲が出れば、十分な脅しにはなるだろう。 192. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/06/02(木) 17 24 54.89 ID 5tT44Yda0 『今回、あなたが連れて行ったどくタイプ班は全滅だったわね』 先日のイーブイ捕獲のための襲撃失敗、残党による梓たちへの襲撃失敗により、全滅していた。 『もとより、雑魚だったからな』 『強気ね。でも、こっちはどくタイプ班の班員を再構成しなきゃいけないのよ』 『そんなことより、何故、サントアンヌ号を?脅しなら、自宅でいいだろ』 『犠牲は多い方がいいと思わない?』 『なるほど』 自宅では家族のほか、せいぜい家政婦くらいだが、サントアンヌほどの客船なら、何百、何千人の関係ない奴の犠牲が出るだろう。マコトは考えただけでも興奮する。 『パーティーがあるからね。会長や社長本人は出ないけど、そのパーティには会長の孫も出るらしいから』 『……名前は?』 『名前は琴吹紬。って言っても、あなたが興味あるのは名前じゃないでしょ。なかなかの上玉よ』 『当然、犯してもいいんだよな?』 『いいわよ。ちゃんとビデオに収めてね。会長に送ってあげるから。裏ビデオにも流せるし』 『了解』 笑っているマコトを見ながら、さわ子は溜息をつく。これがなければ、それなりに上にいけるのだろう。 『とりあえず、詳細は後で言うから、その時の指揮は頼むわよ』 『了解』 ほくそ笑み、マコトは部屋を去っていった。 193. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/06/02(木) 17 25 55.59 ID 5tT44Yda0 ハナダのホテル 「……ほわ〜。朝か」 さて、着替えて、準備しないと。 「う〜ん。ムニャムニャ」 可愛らしく、寝ているゆい先輩を見る。幸せそうな寝顔ですね。柔らかそうなゆい先輩のほっぺを見る。昨日もやったけど、もう一回だけ。 ツンツン。プニプニ。ツンツン。プニプニ。 ……楽しいですね。本当に癖になりそうです。 194. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/06/02(木) 17 26 48.68 ID 5tT44Yda0 「あう〜、……アイスだ〜」 「え、ちょっと」 ゆい先輩は寝ぼけて、アイスと勘違いしたのか、私の指をペロペロと舐めてきます。 「あう〜、これは今までに食べたことのない味だよ〜」 舐めてただけだったんだけど、口に入れて、チュパチュパと吸ってきます。そう、例えるなら、赤ちゃんが哺乳瓶を吸ってる感じですね。その 上、舌で私の指を舐めてきます。 「ちょっと……、ゆい先輩、やめて下さい」 「ほえ……」 ゆい先輩は目をパッチリとして目を覚ました。 195. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/06/02(木) 17 27 26.56 ID 5tT44Yda0 「……」 「……」 「……あずにゃん、朝からエッチだね」 「な!!」 「朝から、私の口を使って、指をチュパチュパさせるなんて……あずにゃんたら、もう」 「ち、違います。これは、ゆい先輩が勝手に……」 「照れなくてもいいよ〜。エッチなあずにゃんも可愛いよ〜」 「だ、だから、違います!これはゆい先輩が寝ぼけて、私の指を舐めたんです!」 「そんなに、掴みかからないでよ〜。仕方がないな〜。あずにゃんがそうだって言うなら、そういうことにしておくよ〜」 「納得してもらえたなら、結構です」 いまいち釈然とはしませんが。 「ほら。起きたなら、準備して下さい」 「はいはい」 196. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/06/02(木) 17 28 31.71 ID 5tT44Yda0 私達は準備をして、朝食を取ることに。 「今日はどうするの?いちゃいちゃするの?」 「それは選択肢にもありませんけど、とりあえず、ジムに……」 「よう、梓じゃないか」 「はい?あ、律先輩」 「久しぶりだな。ここ、いいか?」 「はい、どうぞ」 「どうだ、バッチの方は?」 「そうですね〜、まだ、バッチが1個で……、律先輩は?」 「私は、つい先日に3個目をゲットしたよ」 「そうですか。昨日、澪先輩に会いましたよ」 「そうか。あいつ、強くなってるぞ。戦ったか?」 「いいえ。誘ったんですけど、断られちゃいました」 「まあ、そうだろうな。……梓に酷い事出来ないだろうしな」 197. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/06/02(木) 17 29 34.29 ID 5tT44Yda0 「はい?」 「そういえば、えーと、そこにいるちっちゃいの、名前は……」 「ゆいだよ〜」 「そうそう、ゆいだったな。強くなったのか?」 「もちろんだよ〜。私とあずにゃんの愛のち……モガッ」 「どうでしょうかね。ハハハハ」 「なんだ、その不自然な笑い」 「まあ、いいじゃないですか。気にしないで下さい」 「そうか。今日の予定はあるのか?」 「いえ、まだ、決まってはいませんが」 「なら、マサキに一緒に会いに行かないか?」 198. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/06/02(木) 17 30 45.94 ID 5tT44Yda0 「マサキ?それって、誰、あずにゃん」 「たしか、すごいポケモンマニアでパソコンつうしんのポケモンあずかりシステムを作ったらしいですね」 「そう、そいつだ」 「でも、なんでですか?」 「一度、会ってみるのもいいと思っただけだよ。せっかく、旅に出たんだし」 「なるほど」 バッチ1個しかない私にとっては、早くジムに挑戦したいんですが、しかし、律先輩の言うことも一理ありますし、久しぶりに会ったんですから、律先輩ともう少し、お話ししたいですし。マサキさんにもちょっと会ってみたいですし。私がちょっと悩んでいると、 「……やっぱり、私と一緒は嫌か?」 と、律先輩が不安そうに聞いてきます。 「あ、別にそういうわけじゃないですよ。いいですよ、行きましょう」 「そうか。……よかった」 律先輩は安心しているようです。 「むう」 「どうしたんですか、ゆい先輩。急に不機嫌になって」 「……別に。デザート頼んでいい?」 「別にいいですよ」 その後、ゆい先輩はデザートをガツガツ食べてたんですけど、どうして何でしょうか? 199. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/06/02(木) 17 31 55.86 ID 5tT44Yda0 「それじゃあ、行くか」 「はいです」 「がんばろ〜」 朝食後、早速出発することに。 「そういえば、今までの旅で面白いこととかあったか?」 「面白いことですか?う〜ん、面白いことはなかったですけど……」 私は、おつきみやまでの死闘について簡単に説明しました。 「梓、お前、澪がいなかったら、やばかったんじゃないか?」 「そうですね。本当にそう思います」 「……なあ、旅をやめた方がいいんじゃないか?」 「え?」 「だって、ロケット団が梓達に復讐しに来るかもしれないだろ。現に昨日も来てるわけだし。次に襲われたら、本当にやばいんじゃないか」 「……律先輩」 律先輩は心底心配してるような表情で言います。きっと、私のことを考えて、言ってくれてるんでしょう。私は本当に良い先輩達を持っていると思います。 200. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/06/02(木) 17 32 55.68 ID 5tT44Yda0 「ありがとうございます。でも、そんな奴らのために自分の目標を諦めたくありません」 もし、そんな奴らのために自分の目標を諦めたりしたら、今まで、私と一緒に頑張ってくれた律先輩達や支えてくれた両親達にも申し訳ありません。 「よく言ったね、あずにゃん。私がナデナデしてあげよう」 「ちょっ、やめて下さいよ」 肩車をしているので、私の上にいるゆい先輩が頭をナデナデしてきます。 「……そっか」 律先輩はなんていうか、寂しいような、嬉しいような、よく分からない顔で言います。 「どうしたんですか?」 「……いや、別に。梓も成長したんだな〜、って」 「なにを言ってるんですか」 201. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/06/02(木) 17 33 52.51 ID 5tT44Yda0 「そうだよね〜。あずにゃんもだいぶ成長したよ」 「ゆい先輩まで。だいたい、ゆい先輩は私と会ってそんなにたってませんよ」 「あの時は、毎日、いろんなポケモンを見て、眼を輝かせてたな〜」 「なんですか、急に」 「昔を懐かしんでただけだよ。あの頃はなにかあれば、澪先輩〜、ムギ先輩〜、だったからな」 「りっちゃんは何も言われなかったの?」 「……ああ」 「……それは悲しいね」 「分かってくれるか」 「うん」 「勝手に捏造して、意気投合しないで下さい」 目の前で、ガシッ、っと手をつなぐ二人を見て、私は言います。確かにそんな気もしますけどね。 「なあ、梓。私と一緒に旅をしないか?」 律先輩は唐突に頬を赤らめて言います。 202. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/06/02(木) 17 34 44.26 ID 5tT44Yda0 「律先輩と?」 「ああ。また、あんな連中が襲ってくるかもしれないだろ。旅を続けるにしても、2人なら、まだ、安全だろ」 「それはそうですけど……」 私のことが心配なんでしょう。顔が赤いのも、そんな理由で恥ずかしいからでしょうね。 「……私とじゃ駄目か?頼りにならないか?」 普段の律先輩とは思えないほど、不安そうに聞いてきます。どうしたんでしょうか? 「別にそういうわけじゃないですよ。律先輩の気持ちは分かりましたけど、律先輩はバッチ3個で私は1個。律先輩を足止めするわけにも行き ません。……それに」 「それに?」 「私は強くなって、皆さんに挑戦したいんです。だから、どんな困難にも挑戦していきたいんです!!」 律先輩と一緒だと律先輩を頼ってしまいますし。それだと、強くなれませんし。 「あずにゃん、すごい燃えてるね、りっちゃん」 「ああ。少年漫画みたいなノリだな」 「人がやる気になってるのに水をささないで下さい」 203. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/06/02(木) 17 35 47.79 ID 5tT44Yda0 なんだかんだで、マサキさんの家に。 「こんなところで1人で暮らしてるんですね」 「風変わりな奴だよな」 「まったくだね、近くにコンビニもないし、不便極まりないよね」 「郵便とかも大変ですよね」 「ああ。新聞なんかもな。毎朝、こんなところにも届けると思うと……」 「うわっ。はげしく嫌だね」 「冬とか、すごく寒いのに、こんな寒いところまで」 「冬も辛いけど、夏はもっと辛いだろうな」 「まったく、こんなところに住むなんて迷惑だよね」 「……聞こえてるよ、君達」 中から、茶色の髪をした男の人が出てきました。 204. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/06/02(木) 17 37 12.12 ID 5tT44Yda0 「君達は私の家にいちゃもんをつけに来たのかな?」 「すいません。そういうつもりじゃないんです」 「そうそう。ものすごく遠かったから、つい口から出てしまったというか……」 「……はあ。まあ、いいよ。で、何をしに来たんだい」 「珍しいポケモンを見せてもらいたくて来ました」 「分かった。とりあえず入りなさい」 私達は客室に通されました。 「なにか、飲むかい?」 「あ、いえ、お構いなく」 「私はジュースが……モガッ」 失礼なことを言い出すゆい先輩の口を塞ぎます。 「……フフ。じゃあ、ジュースでも」 「……すいません」 でも、ばっちり聞こえてたようです。……恥ずかしい。 205. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/06/02(木) 17 38 49.74 ID 5tT44Yda0 「それで、どんなポケモンが見たいんだい」 「ものすごく、かっこいいやつ」 「ものすごく、可愛いやつ」 律先輩とゆい先輩が同時に言います。 「ちょっ、二人とも。もう少し、遠慮して下さいよ」 「まあまあ。でも抽象的過ぎるね。君は何かあるかい?」 「私は……パソコンつうしんのポケモンあずかりシステムをどうやって作ったのか知りたいです」 「そんなのつまんないよ〜」 「そうだそうだ〜」 「いいじゃないですか、別に」 「君達は面白いね。そこの小さい子はえーと……」 「そういえば、自己紹介がまだだったな。私は田井中律だ」 「私はゆいだよ〜」 「中野梓です」 「私はマサキ、ともう知ってるよな。それで、ゆいちゃんは田井中さんの妹かな?」 「違うよ。私はこれでも、立派なポケモンなんだよ」 フンスと胸を張ってゆい先輩は言います。 206. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/06/02(木) 17 39 57.56 ID 5tT44Yda0 「君が?面白いことを言うね〜」 マサキさんは将来はウルトラマンになるんだって、言う子供を見る大人のような目で見ます。 「む、信じてないね。あずにゃん、いつものを」 「そんな、常連の店に来た客みたいに言わないで下さい」 そして、いつものようにボールの出し入れを。こうしなきゃ、信用されないポケモンも珍しいですよね。 「これは驚いたね。君はどっちのポケモンなんだい?」 「私はあずにゃんのポケモンだよ〜」 そう言いながら、ゆい先輩は私に抱きついてきます。 「あずにゃん分補給〜」 「ふむ、随分仲がいいね」 207. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/06/02(木) 17 41 25.24 ID 5tT44Yda0 「それはそうだよ。私達の関係はトレーナーとポケモンの枠を超えてるんだよ〜」 「な、何を言い出すんですか」 「へえ、例えば?」 「あずにゃんたら、私が寝てる間に、私の口に指を入れてチュパチュパさせるんだよ〜」 「な!!ちょっと待って……」 「……君にはそんな趣味が……」 「梓。同性愛はいいけど、さすがにロリコンっていうのは……」 「なにを言ってるんですか」 「そうだよ。私は18歳だからロリコンでもないよ」 「そういうことを言いたいんじゃありません」 「なるほど。合法ロリ、と言うやつだね」 「ある意味、梓のほうが珍しくないか?」 「確かに。同性愛のうえにロリコンというのは珍しい」 「だから、違いますよ。何で、皆、温かい眼で見るんですか」 「もしかすると、ゆいちゃんを連れているのも……」 「え、そうなの、あずにゃん。でも、安心していいよ。私はどんなあずにゃんでも受け入れてみせるよ」 「それは私だって、そうだ」 「りっちゃんは無理だよ。だって、体型が受け入れられないから」 「ふん。私の力で、梓をロリコンから救ってみせるさ」 「君達の愛は素晴らしいね」 「………」 「ん?どうしたの、あずにゃん」 「…………い」 「い?」 「いい加減にして下さーーーーーーーーい」 208. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/06/02(木) 17 43 27.92 ID 5tT44Yda0 「「「すいませんでした」」」 「分かればいいんです」 私はしばらく我を忘れて怒ってしまいました。……まったく、マサキさんまで。 「ごめんね、あずにゃん。ロリコンは正義だよね」 「……ゆい先輩」 私はゆい先輩の頬を引っ張ります。 「いらいふぉ、あすにゃん」 「君達は面白いね。このまま、芸人にでもなればいいんじゃないか」 「何を言い出すんですか」 「ごめん、ごめん。そういえば、ちょうどいい。君達なら、この子を任せられそうだ」 「なんか、くれるのか?」 「実は先日ジョウト地方から、あるポケモンをもらってね。このまま、家においておくのもいいんだけど、もったいないからね。ちょうど引き 取り先を探していたんだ」 「どんなポケモンなんです?」 「これだよ」 そう言って、ボールから出したのは黒い猫みたいなポケモンです。確かにカントーのポケモンじゃないですね。 「これはニューラというポケモンなんだ」 209. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/06/02(木) 17 44 34.36 ID 5tT44Yda0 「可愛いね〜。猫みたいだし、あずにゃんにぴったりだよ」 「ちょっと待て。別に梓がもらうって決まったわけじゃないだろ」 「そうだね。悪いんだけど1匹しかいないから、話し合うなりで決めてくれると助かるんだけど」 「むむ。りっちゃん。ここはあずにゃんのために退くべきじゃないかな?」 「ゆいだって、私に譲れば、梓にもっと甘えられるぞ」 「早くもヒートアップしてるね」 「トレーナーのはずの私は置いてかれてますけどね」 「よし!!じゃあ、ゆい。私が勝ったら、そのポケモンは私がもらって、梓は私と旅をするっていうのはどうだ」 「望むところだよ!私が勝ったら、その子とあずにゃんをもらうよ」 「え、なんか、話が変わってませんか?」 「君はもてるんだね」 「私が?まさか〜。2人とも、私をマスコットかなんかと思ってるんですよ」 「……君は本気で言ってるのかい?」 「はい?何か間違ってますか?」 「いや。……あの2人が不憫だ」 「?」 6
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「久しぶりだな、あの、ロングの女はどうした?」 「あなたは!」 「知ってるの、梓ちゃん」 「はい。私達がおつきみやまで戦った奴です」 「あずにゃんにひどいことしようとした人だよ~」 「まさか、こんなところで会えるとはな~。つくづく、縁があるんだな~。どうだい、その女を渡せば、お前だけは、おれの女として、無事に帰してやるぜ」 「誰があなたなんかの……」 「そうだよ、あずにゃんは私のだよ」 「それも違うわ」 「違わないよ!」 「少しは緊張感を持って下さい!!」 「そうだよ、ムギちゃん」 「違うわ、ゆいちゃんのことよ」 「2人ともです!!」 ともかく、今は逃げないといけません。こっちはムギ先輩が6匹もってたとしても、11匹。それに、ここは広くはありませんし、外に出ないと……。 「ゆい先輩、ムギ先輩、ともかく、ここから出ましょう」 「ええ。でも、この数を相手にするのは……」 「任せなさい!!」 フンス、と気合を入れる、ゆい先輩。 「では、早速、準備をっと」 ゆい先輩はギターをセットします。 「では、ミュージックスタート!!(true my heartを想像ください。分からないなら、あずにゃん きしめんでググッてください)」 久しぶりの音楽を使った攻撃ですね。ゆいぐるみはありませんが。 「気をつけて、そろそろ来るから」 ゆい先輩が私達に言います。 「何がですか?」 「見て、梓ちゃん。何かくるわ」 ん?なにか、文字みたいのがワンリキー達に向かって、迫ってきます。 「!? 避けろ、お前ら」 「くらえ、ゆいちゃん真拳奥義『あずにゃん・弾幕』」 『あずにゃああああああああああああああああああああああああああん』 『あずにゃああああああああああああああああああああああああああん』 『あずにゃああああああああああああああああああああああああああん』 『あずにゃああああああああああああああああああああああああああん』 「リキーーーーーーーーー」 「マンキーーーーーーーー」 何匹かのワンリキー達は避けきれずに直撃しました。 「今のうちだよ。逃げよう」 「え、ええ。納得しかねる部分もありますが」 私はゆい先輩を右手に抱え、左手で、ムギ先輩の手を握り、逃げ出します。 「ずるーい。私も手をつなぐ~」 「なにのんきなこと言ってんですが」 「逃がすな、追えー」 残りのワンリキー達も私達に襲い掛かります。 「大丈夫。まだ、私の奥義は終わってないよ」 そういえば、まだ、音楽は止まってませんね。そして、また、文字がワンリキーたちに向かってきます。 『あずにゃんはゆいの嫁』 『あずにゃんならゆいの横で寝てるよ』 『あずにゃんペロペロ』 なんていうか、大いに文句を言いたい文字が私達の道を塞ぐ、ワンリキー達を跳ね飛ばします。 「さあ、早く逃げよう」 「はい」 「ええ」 「くそ、逃げられたか」 「お前らはあいつらを追え」 「はい。指揮官は?」 「俺は先に上にいる。邪魔者たちの掃除をしないとな」 「分かりました」 ――― 「待ちやがれ」 「しつこいですね、あの連中は」 「どうする?戦う?」 「戦うっていっても、廊下は狭いですし。……ちょっと、止まってください!」 少し前のところのドアが跳ね飛ばされ、中から、ガラガラ1匹とカラカラが3匹が出てきました。後ろからは、ロケット団3人とワンリキーとマンキー8匹くらい。どうすれば、いいんでしょうか、って考えてる場合じゃありませんね。 「出てきて、ハッサム、ニューラ。ここは強行突破です。ムギ先輩は後ろを頼みます」 「任せて。出てきて、カポエラー」 「あずにゃん、私は?」 「ゆい先輩は私の頭の上でじっとしていて下さい」 「えー。あずにゃん、ひどくない?」 「いいですか、ゆい先輩。ゆい先輩は秘密兵器なんです」 「秘密兵器!」 「だから、ここで、おいそれと使うわけにはいかないんです」 「そうだね。じっとしてるよ」 私はゆい先輩を肩車します。 「ありがとうございます。ハッサム、シザークロス。ニューラ、こおりのつぶて」 向かってくる、カラカラ達を跳ね飛ばします。 「ガラガラ」 「ニューラ」 ガラガラはもってるホネをニューラに投げつけて、ニューラは跳ね飛ばされる。 「あれはホネブーメラン!?」 「気をつけて、戻ってくるわ」 「分かってます。ニューラ、避けて」 「!? あずにゃん、それは駄目だよ!!サムちゃん、援護して」 「何で……あっ!!」 ニューラがホネブーメランをかわした所に、ガラガラがすてみタックルを仕掛けにきます。 「ハッサム、バレットパンチで援護してください」 ハッサムは素早く、ガラガラを跳ね飛ばします。 「よしよし。あずにゃん、よくできたね」 ナデナデ。 「だから、撫でないで下さい」 「2人とも、今のうちに」 「ええ、そうですね」 私達は再び、逃げ出しました。 「もう少しで、甲板です」 「そうね」 「頑張れー、あずにゃん、ムギちゃん」 「もう少し、緊張感を持って下さい」 やっとの思いで、甲板に出ました。これで、一安し……!? 「ようやく、ご到着か」 私達が甲板に出ると、ロケット団の連中がたくさんいます。空には、オニドリルやピジョン。ロケット団の周りには、カラカラ、ガラガラ、ワ ンリキーやマンキー。そして、その周りには…… 「あ、あ、あ、あ、あずにゃん、これ」 「ゆい先輩は見ちゃ駄目です!!」 周りを見ると、ボディーガードの人達やポケモンが血を流して倒れている……なんていうと、まだ、いい方で、中には腹を貫かれた人や首のないポケモン等、まさに地獄絵図です。 「……ひ、ひどい」 ムギ先輩も青ざめています。 「さて、楽しもうか、こい、バンギラス」 今、ゆい先輩もムギ先輩もショックで動きが鈍ってます。私が何とかしないと……。 「来て、みんな」 私はゆい先輩以外のメンバーを出します。それでも、全然足りないですけど、でも、これくらい出さないと対抗できませんし。 「くっくっくっ。2人は完全に戦意喪失してるのに、1人で戦う気か?いい度胸だ」 「イーブイ、みずのいしでシャワーズに進化してください」 「あの時のイーブイか。そいつも、後でいただくとするか。さあ、始めようぜ、パーティーを」 その言葉をきっかけに、私達に向かって、突撃しだしました。 「シャワーズ、オーロラビームをカラカラ達に、デルビル、かえんほうしゃでワンリキー達に、ハッサムはシザークロスでバンギラスに攻撃して下さい。ニューラは私達の護衛をお願いします」 それぞれ、私の指示で攻撃を始めます。 「頑張るね~、嬢ちゃん。でも、無駄だぜ」 私の横から、オニドリルが私に向かって、ドリルのようなクチバシで攻撃を仕掛けます。 「ニューラは……!?」 ニューラはデルビルの技をかわして、ムギ先輩を捕まえようとする、ワンリキー達と戦っています。つまり、私はここで終わりってことですか……。 「……ゆい先輩」 私は涙ぐみながら、自分の最後を悟って、眼をつぶった。 「ゆいちゃん真拳奥義『ゆいぐるみガード』」 私を貫こうとした、クチバシは5個くらいのゆいぐるみでガードされました。 「大丈夫かい、あずにゃん。涙をお拭き」 ゆい先輩は私にハンカチを渡してくれます。 「あ、ありがとうございます。ゆい先輩は大丈夫ですか?」 「うん。あずにゃんや皆が頑張ってるのに、私だけ、怖がってるわけにはいかないよ。それに……」 「それに?」 「あずにゃんを泣かすなんて、絶対に許せないもん」 「……ゆい先輩」 「さて、これからは秘密兵器の出番だよ。皆にこんなことしたあなた達を絶対に許さないよ。ゆいちゃん真拳究極奥義を発動するよ」 「究極奥義?テメーみたいなクソガキに何ができる。バンギラス、ハッサムごときにてこずるな。サッサと、あのガキを殺せ」 「バンギラス」 バンギラスはとがったいわでハッサムを突き刺そうとするもハッサムはそれをかわし、バレットパンチを繰り出しています。 「頑張って、サムちゃん。……さて、あなた達が馬鹿にした究極奥義を発動するよ。ゆいちゃん真拳究極奥義『ドキドキ☆新婚☆生活』」 「だから、何なんですか、その名前は」 「まあまあ、気にしない。この奥義はある夫婦の新婚生活を再現することで敵にダメージを与えるんだよ!」 「自信満々に言われても……」 「それよりも、ムギちゃんを」 「そうでした。大丈夫ですか、ムギ先輩」 「ええ。この子が守ってくれたから」 「ニューラ」 「よくやりましたね、ニューラ」 ナデナデ。 「あー、ずるい。私にも、ナデナデして~」 「変なこと言ってないで早く倒してください」 「ちぇー。じゃあ、サッサと倒して、ナデナデしてもらおっと。それじゃ、始めるよー」 ゆい先輩の掛け声で、周りの光景が変わります。どこかの部屋みたいですが……。 「本当は一戸建てにしたかったんだけど、やっぱり新婚さんだからね。お金がないんだよ」 「は、はあ。なんでもいいんですけど」 「何なんだ、この光景は」 「落ち着け。慌てれば、あいつの思い通りだ」 「なにか、あそこにいるぞ」 団員の1人が指差す方向には、もう、恒例というべきなんでしょうか。私とゆい先輩(大)がいます。 「では……スタート!!」 『唯先輩、朝ですよ。起きて下さい。遅刻しますよ』 『起きるから、キスしてよ~』 『馬鹿なこと言ってないで、起きて下さい。朝ごはんですよ』 『……う~、分かったよ~』 顔を洗って、席に着く。 『いただきます』 『はい』 モグモグ。 『……どうですか?(ドキドキ)』 『うん。おいしいよ。どんどん、うまくなるね』 『ありがとうございます』 『うんうん。さすが、私のお嫁さんだよ』 『な、何を言ってるんですか。早く食べないと遅刻しますよ』 『ふ~ん。あずにゃんは私に早く行ってほしいんだ~』 『べ、別にそんなこと言ってませんよ』 『じゃあ、どういうことなのかな~』 『そ、それは……えーと、そう。学校でちゃんと準備しないと、生徒の皆さんに迷惑をかけるからです』 『そうだね~。大変だよ。朝から、生徒に勉強を教えて、夜から、お嫁さんに夜の勉強を教えなきゃいけないんだからね~』 『あ、朝から何を言い出すんですか、もう!!』 『ごめん、ごめん。そんなに怒んないでよ。……さて、準備をしようかな』 玄関にて、出勤に。 『それじゃ、行ってくるね』 『いってらっしゃい』 『……』 『……』 『……』 『……あの、行かないんですか?』 『いってっしゃいのキスは?』 『……しなきゃ駄目ですか?』 『いつもしてくれるじゃん』 『……う~、分かりました』 チュッ(唇に)。 『じゃ、行ってくるね。今日は金曜日だし、早く帰ってくるね』 「朝から、熱すぎだよ~。行くよ、デルビル」 「デル」 「くらえ、ゆいちゃん真拳協力奥義『アツアツ☆火炎放射』」 デルビルの口から、今までとは威力の全然違う、かえんほうしゃがワンリキー達に浴びせます。 「この奥義は新婚生活を通じて、私とあずにゃんの愛の力を仲間に与えて、ダメージを与えるんだよ~」 「もう、何がなにやら、何ですけど、ゆい先輩は教師っていう設定なんですか?」 「そうだよ~」 「くそ。何なんだ、こいつらは」 「ワンリキー達が一撃だと!」 「次、行くよ~」 『……これでいいかな?』 『どれどれ。……うん、美味しいよ』 『あ、ありがと。でも、憂にはまだまだ、敵わないし…』 『そんなことないよ。これなら、お姉ちゃんも喜んでくれるよ』 『そ、そうかな』 『自信をもちなよ、梓義姉ちゃん』 『もう。その呼び方、やめてよ~』 『フフフ、ごめんね、梓義姉ちゃん』 『う~い~』 『わ~、怒らないでよ、梓ちゃん』 『まったく、もう』 「私も会話に入りたいよ~。いっくよ~、ニュー太」 「ニュラ」 「くらえ、ゆいちゃん真拳協力奥義『お料理☆さみだれぎり』」 ニューラがオニドリル達にそのツメで次々と切り裂いていきます。 「クソガキーーーー。バンギラス、さっさとしろ!」 「バンギラス」 バンギラスはハッサムに攻撃を仕掛けますが、ハッサムはゆい先輩を守るためか、防御に徹して、耐えています。 「サムちゃん。もう少しだから、頑張ってね。次行くよ~」 20
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213. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/15(月) 13 15 52.43 ID bsB1nekY0 前回までの状況(トレーナとポケモン) 梓 ゆい ハッサム ヘルガー イーブイ ニューラ ガルーラ カイリュー ポリゴン2 プテラ ラプラス 澪 ゼニガメ エビワラー デンリュウ 律 リザードン サワムラー ニョロボン レアコイル ゴローニャ ゴルダック ムギ フシギバナ カポエラー ギャラドス 純 うい カビゴン ゲンガー エレブー VSロケット団編⑦ 「VS曽我部・後編」 214. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/15(月) 13 17 06.88 ID bsB1nekY0 今回のメンバー ゆい ハッサム プテラ ヘルガー ニューラ ガルーラ 曽我部「やるじゃない」 曽我部さんはまるで、どこかのサ○ヤ人のような気を発しているういを前にして、クスクスと笑っています。 曽我部「来なさい、ファイヤー」 隣のビルの中から、ファイヤーが再び、舞い戻ってきます。 曽我部「この3匹の前でどこまで戦えるか、見せてちょうだい。もっとも、空を飛べないあなたじゃ、厳しいでしょうけどね」 3匹はういを挑発するように睨んできます。 うい「じゃあ、楽しもうか」 その言葉とともにういの姿が消えます。 曽我部「!?」 そして、次の瞬間にはフリーザーの背後に回っていました。 梓「はやっ!?」 フリーザー「フリ!?」 うい「ほのおのパンチ」 ういの炎を纏った拳をフリーザーに叩きつけます。 フリーザー「フリーーーーーーーーーーーーーーーーー」 フリーザーは体を炎を纏って、反対のビルまで、飛ばされていきます。 曽我部「チッ。ファイヤー、ほのおのうずでそいつの動きを封じて。そして、サンダーは十万ボルト!」 ファイヤーはういの動きを止めるべく、炎をういの周りに吐き出します。 うい「……この程度なの?」 ういは体を回転させて、風を発生させ炎を吹き飛ばします。 曽我部「馬鹿な!?」 サンダー「サンダー!」 サンダーは高圧の電撃をういに向かって発射してきます。 うい「ひかりのかべ」 ういは片手を構えて、壁を作り、サンダーの十万ボルトを防ぎます。 うい「この程度なの?伝説のポケモンって」 曽我部「くっ……」 215. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/15(月) 13 17 55.65 ID bsB1nekY0 梓「……強すぎでしょ、あれ?」 純「……私もびっくりだよ」 ゆい「ほへー」 純「えらい違いね、随分と」 梓「ゆ、ゆい先輩は別の意味でういよりすごいよ!!」 純「別の意味って……例えば?」 梓「え、えーと……可愛さとか?」 純「完全に好みの問題じゃない」 梓「じゃ、じゃあ、何をするか分からないとか」 純「それ、いい意味じゃないよね」 216. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/15(月) 13 19 11.73 ID bsB1nekY0 曽我部「調子に乗らないほうがいいわよ。フリーザー、ファイヤー、サンダー」 伝説の3匹はういの動きを封じるように取り囲みます。 曽我部「全員で、そのチビに攻撃よ!!」 フリーザーはれいとうビームを、ファイヤーはかえんほうしゃを、サンダーは十万ボルトをういにむかって、一斉に発射します。 ゆい・梓・純「「「うい!」」」 うい「……ふん」 3匹の技がういに激突する寸前にういの姿が消えました。 バーン 3匹の技が激突し、爆発が起こります。 梓「ういはどこに……」 曽我部「!?ファイヤー、後ろ!」 ういはファイヤーの後ろに手に電気を込めて、空中に浮かんでいました。 うい「まずは純ちゃんを殺しかけたあなたから……」 ういの力のこもったかみなりパンチがファイヤーに叩き込まれ、私達に向かって落ちて……って。 梓「避けなくちゃ!」 私は純を担いで、ゆい先輩とその場を離れます。 曽我部「くっ」 曽我部さんもその場も離れます。 バーーーーン という、すごい衝撃とともにファイヤーは気絶しました。 曽我部「戻りなさい、ファイヤー」 ゆい「おお。やったね、うい!!」 梓「ですけど、もう少し考えてほしかったですね。危なく死ぬところでした」 純「まあ、無事だし、結果的にはよかったじゃない」 うい「次は……」 ういはフリーザーに目を向けます。 うい「あなただよ」 ういは一瞬でフリーザーの懐に飛んでいきます。 うい「インファイトプラスほのおのパンチ!」 フリーザーの懐でそのまま、フリーザに炎を纏ったパンチを命中させ、フリーザーは再び、隣のビルに叩き込まれ、気絶しました。 梓「後、1匹です!」 ゆい「このまま、一気に決めちゃえー」 うい「後、1匹……謝ったら、許してあげるよ」 217. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/15(月) 13 19 58.88 ID bsB1nekY0 曽我部「……調子に乗るなーーー!サンダー、ドリルくちばし!」 サンダーは体を回転させて、くちばしをドリルのようにういに突き刺すべく突撃してきます。 うい「……ぐっ」 その攻撃がういのおなかを貫いた。 ゆい「ういーーーーーー」 純「避けられたのに、どうして……」 梓「待って下さい!あれをよく見て下さい!」 サンダーが貫いたのはうい……の形をした人形です。 曽我部「みがわり……だと!?」 梓「じゃあ、本物は……」 ゆい「下だよ」 ゆい先輩が指差す方向にういが拳を構えています。 うい「いくよ、スカイアッパープラスれいとうパンチ」 サンダーの下から、滝を登る龍のように綺麗で冷気に包まれた拳のアッパーがサンダーを下から突き上げます。サンダーは跳ね上がり、隣のビ ルの屋上に落下し、気絶します。 うい「ふー。私達の勝ちだよ」 ゆい・梓・純「「「うーい、うーい」」」 うい「あ、ありがと」 曽我部「……」 曽我部さんはサンダーをボールに戻します。 梓「さあ、これで私達の勝ちですよ」 純「全部、ういのおかげだけどね」 曽我部「フフフ、ハッハハハハ」 突如として、笑い出す曽我部さん。あまりのショックでちょっと頭の方に問題が生じたんでしょうか。 曽我部「これで勝ったと思ってるのかしら」 ゆい・梓・うい・純「「「「え?」」」」 219. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/15(月) 14 45 56.62 ID bsB1nekY0 シルフカンパニー・前 律「はあ……はあ……。何なんだよ、こいつの強さは」 ムギ「伝説の3匹の鳥ポケモンが可愛くみえるわね」 伝説のポケモンとロケット団との戦いである程度疲れているとはいえ、相手は2匹、こっちのほうが有利なはずだ。それなのに、こっちのメンバーで無事なのは、私のカメックス、律のリザードン、ムギのフシギバナだけだ。 澪「カメックス、れいとうビーム!!」 甲羅から生えているロケット砲で、カイリューに向かって、れいとうビームを発射する。 カイリュー「リュー!」 カイリューはそれをでかい図体に似合わず、ひらりと空中にジャンプしてかわす。 澪「今だ、律!」 律「任せろ!」 律のリザードンは上空にジャンプしたカイリューに向かって、空気の刃で攻撃するエアスラッシュを発射する。 カイリュー「リューーーーーー」 カイリューはそのまま、リザードンに鋭い殺気を放ちながら、エアスラッシュをも粉砕し、リザードンにドラゴンダイブを仕掛けてくる。 律「リザードン、かわ……」 律が命令を出す前にリザードンにカイリューの攻撃が命中し、律に向かって、リザードンが飛ばされてくる。 澪「律!」 律「分かってるよ」 律はなんとか、それを横にかわす。しかし、リザードンは気絶してしまった。 澪「大丈夫か、律」 律「馬鹿!奴から、目を離すな!」 カメックス「カメ!」 私がカメックスを見ると、カメックスはカイリューに持ち上げられている。 澪「カメックス、こうそくスピン!」 カメックスは体を回転させて、自分を叩きつけようとするカイリューから解放しようとする。 カイリュー「リュー!!」 カイリューは腕の力を強めて、その動きを強引に止めてくる。そして、力任せにカメックスを叩きつけ、カイリューの巨体で力任せにガシガシ っと踏みつけてくる。 澪「カメックス、ハイドロポンプの勢いで脱出しろ!」 カメックスはロケット砲から勢いよく水を発射し、その勢いで、甲羅で滑って逃げる。 カイリュー「カイリュ」 カイリューはそのカメックスを素早くジャンプし、追いかける。しかし、滑ってるカメックスを邪魔したのは、カイリューではなく……、 220. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/15(月) 14 47 15.15 ID bsB1nekY0 紬「フシギバナ!」 ギャラドスの相手をしていたムギのフシギバナだった。その衝撃で、2匹は気絶した。 紬「ごめんなさい、澪ちゃん」 澪「気にするな……」 ギャラドス「ドス」 カイリュー「カイリュ」 ギャラドスとカイリューは私達を睨み付けます。 タケシ「ここは俺達が食い止めるから、女性とカツラさんは逃げて下さい」 律「いや、無茶だろ、人間の力じゃ……」 その時、カイリューは突然上を向き、屋上に向かって飛んで行った。 律「どうしたんだ、突然……」 紬「そういえば、あの3匹がいないわ」 澪「梓達が倒したのか」 律「だから、カイリューが戻されたのか。これで、こっちはギャラドスだけになったわけだけど……」 ギャラドス「ドス!!」 律「こっちに手持ちがいないからな」 澪「どうしようもないな……」 私達は絶望な気持ちで、ギャラドスを見上げた。 221. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/15(月) 14 48 52.07 ID bsB1nekY0 シルフカンパニー・屋上 曽我部「来なさい、カイリュー」 その声とともに、下から何かがロケットのような音を立て、カイリューが現れました。 曽我部「ごめんね、いきなり呼んで」 曽我部さんは優しくカイリューを撫でます。きっと、さっき話していたミニリュウが進化した姿なのでしょう。 梓「でも、こちらには伝説のとりポケモンの3匹を圧倒したういがいます!!」 純「あんたのポケモンでもないのに、何でそんな強気なのよ」 ゆい「私はー?」 梓「……とにかく!!こっちの方が有利です。頑張って下さい、うい!!」 純「だから、あんたのポケモンじゃないし、勝手に命令しないでよ」 ゆい「あずにゃん。私はどうすればいいのー」 梓「……むー!」 純「何で、人がいい気持ちで敵に向かっているのに邪魔するのって、目で見られても……」 ゆい「駄目だよ、純ちゃん!あずにゃんの邪魔しちゃ。めっ!!」 純「思わぬところから、援護が来た!?」 うい「ははは。……もう少し、緊張感を持とうよ」 ゆい・梓・純「「「はい」」」 曽我部「そのチビが私のカイリューより強いかで試してみる?」 純「頑張って、うい!」 ゆい・梓「頑張って、うい!」 うい「や、やれる範囲で頑張るよ」 222. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/15(月) 14 51 34.47 ID bsB1nekY0 曽我部「カイリュー、力の差を見せ……!?」 カイリューに声をかけていた、一瞬の隙を突き、私達の前にいたういの姿が消え、カイリューの前に現れました。 うい「れいとうパンチ」 ういは冷気のこもったパンチをカイリューのおなかに叩き込もうとしましたが、 カイリュー「リュー!!」 カイリューは懐にいたういを素早く、自分の懐から弾き出します。 うい「くっ……」 ういはその攻撃を何とか耐えます。しかし、カイリューの姿も消え、ういの前に現れます。 梓「あれはカイリューのしんそく!」 カイリュー「リューーー」 カイリューは力任せにういに殴りかかります。 うい「リフレクター」 ういは壁を張って、その攻撃を防ぎにかかりますが、 カイリュー「カイ……リューー」 カイリューはその壁を力任せに破壊し、ういを殴り飛ばします。 うい「キャーーーーーー」 ゆい「ういーーーーーーーー」 カイリュー「リュー」 カイリューは更に追撃をするべく、身構えます。 梓「ういが危ない。来てください、ニューラ、ハッサム」 純「来なさい、エレブー、カビゴン」 私達はそれぞれ、ポケモンを出し、ういの援護をします。 曽我部「くす。4匹で足りるの?」 梓「!?」 カイリュー「リュー!」 まず、カイリューの拳がニューラに迫ります。 カビゴン「カビ」 カビゴンが盾となり、その攻撃を受け止めます。 ニューラ「ニュラ」 ハッサム「サム」 ニューラとハッサムはその隙を突き、ニューラはブレイククローを、ハッサムはメタルクローをカイリューに浴びせるべく、左右から挟み込む ように攻撃を仕掛けます。 。 223. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/15(月) 14 53 58.27 ID bsB1nekY0 ニューラとハッサムはその隙を突き、ニューラはブレイククローを、ハッサムはメタルクローをカイリューに浴びせるべく、左右から挟み込むように攻撃を仕掛けます。 カイリュー「リューーーー!!」 すると、カイリューはサンダー以上の電力を持った、十万ボルトを3匹に浴びせます。 ニューラ「ニューーーーーーラーーーーー」 ハッサム「サムーーーーーーーーーーーー」 カビゴン「カビーーーーーーーーーーーーー」 梓「ニューラ!!ハッサム!!」 純「カビゴン!!」 3匹は黒焦げになり、気絶します。 梓「戻ってください、ニューラ、ハッサム」 純「戻って、カビゴン。でも、終わりじゃないわよ」 カイリューの横からエレブーが襲い掛かります。 純「かみなりパンチ!」 梓「よし!!これは効くは……」 曽我部「無駄よ」 カイリューはエレブーの攻撃を片手で受け止めます。 カイリュー「リュー!!」 カイリューは口に炎を溜め、エレブーを上に投げ、そこにだいもんじを噴出します。 エレブー「ブーーーーーーー」 エレブーは黒焦げになり、気絶しました。 ゆい「そ、そんな……」 梓「4対1で、こっちが圧倒的に有利だったはず……」 純「そんなことをもろともせずに圧勝するなんて……」 梓「……純は後、何匹、手持ちあるっけ?」 純「ういを除けば、後3匹ね。でも、あいつ相手じゃ、時間つぶしにもならないでしょうね。梓は?」 梓「私はゆい先輩を除けば、後1匹ね」 純「絶望的ね」 梓「ええ」 ゆい「ど、どどどどしよう、あずにゃん」 梓「落ち着いて下さい」 ゆい「でも……」 梓「いつも、ゆい先輩は言ってますよね。こういう時こそ、笑顔です」 ゆい「……そうだね。にこー」 梓「に、にこー」 ゆい「うん、私やるよ。あれを倒したら、いっぱい撫でてくれたり、抱っこしてくれるんでしょ?」 梓「それはまあ……」 ゆい「それに、ポケモンを使って、こんなことをするなんて、許せないもんね。私、やるよ!フンス」 梓「純、私達が囮になるから、ういを連れて逃げて」 224. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/15(月) 14 56 54.67 ID bsB1nekY0 純「は!?ここまで来て、何を言って……」 梓「一旦退いて、回復させてくればいいの。ういの体力が満タンなら、勝つ可能性があるでしょ?ゆい先輩が倒すと思うけど、失敗したとして も、体力はだいぶ削れるだろうし」 純「なら、手持ちが少ない梓が行くべきよ。私の足もあるし……」 梓「さっきの戦いを見る限り、純、いや、私達じゃ逃げ切るまでの時間を稼げないよ」 純「……一つだけ、約束しなさい」 梓「可能な限り聞くよ」 純「生きて帰りなさいよ」 梓「……善処するよ」 純「来なさい、ゲンガー」 ゲンガー「ゲンガー」 純「ちなみに、あのシオンの時のゲンガーよ」 梓「え、そうなの」 純「ゲンガー、ういを回収して!」 ゲンガーは素早く動いて、ういを抱きかかえて戻ってくる。 純「大丈夫、うい?」 うい「う、うん。……平気」 純「じゃあ、任せたわよ。戻って、ゲンガー。来なさい、カイリキー」 カイリキーは純とういを抱きかかえます。 うい「……うう。私はまだ、戦えるよ」 純「傷だらけで何を言ってんの」 ゆい「任せてよ、うい。ういが戻ってくる頃には私の大勝利だよ!」 うい「……お姉ちゃん」 梓「じゃあ、またね、純、うい」 純「ええ」 うい「頑張ってね」 純達は下に向かって行った。 曽我部「くすくす。空から、行けばいいのに」 曽我部さんはおかしそうにくすくすと笑っています。 梓「ここから行ったら、邪魔するくせに」 曽我部「くすくす。まあ、いいわ。もう勝負は終わったようなもの。さっきのチビはもういないからね」 ゆい「まだ、私がいるよ!」 曽我部「そうね。まだ、あなたがいたわね。くすくす」 ゆい「舐めていられるのも今のうちだよ!ゆいちゃん真……」 曽我部「カイリュー」 カイリューは素早く、ゆい先輩に接近し、殴り飛ばします。 ゆい「ひゃーーーーー」 梓「ゆい先輩!!」 私は飛ばされてくる、ゆい先輩を受け止めます。 梓「ぐっ。だ、大丈夫ですか、ゆい先輩」 ゆい「なんとか」 225. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/15(月) 14 58 26.56 ID bsB1nekY0 曽我部「くすくす。特別に教えてあげるわ。そのチビと戦う上で、気をつけなければいけないのはそのチビのペースに乗せられないようにすることよ。あなたが今まで、倒してきたジムリーダーとかは皆、あなたのペースで、つまりあなたの土俵で戦っていたのよね。だから、あなたを倒すにはその土俵に乗らなければいい」 たしかに澪先輩の時も速攻で倒されていましたからね。 曽我部「さてと。あなたのポケモンは残り、1匹。それもおそらくはプテラ。それじゃ、カイリューには勝てないし、逃げられもしない」 ゆい「まだ、私も戦えるよー」 曽我部「あなた程度のポケモンじゃ、カイリューには足元にも及ばないわね。それにしても哀れなものね」 曽我部さんはゆい先輩に向かって、嘲笑するような笑みを浮かべます。 曽我部「妹は伝説の3匹のとりポケモンを倒す実力なのに、姉は使えないカスポケモン。どこで、差がついたのかしらね」 ゆい「……あう」 梓「……」 曽我部「それなのに、自分の実力も分からずにカイリューを倒すだなんてね。哀れなものね、妹も。こんな屑な姉を持って」 ゆい「……うう」 梓「……黙って下さい」 曽我部「ん?」 梓「あなたにゆい先輩の何が分かるんですか!来てください、プテラ!!」 私はゆい先輩を横に置き、プテラを出します。 梓「プテラ、加速をつけて、アイアンヘッド!!」 プテラは上空から全速力で鋼のように硬い頭をカイリューにぶつけにいきます。 曽我部「やっぱりね。その子を悪く言えば、あなたは激昂して襲い掛かってくると思ったわ」 梓「!?」 カイリューは向かってくるプテラをパンチで対抗する気のようです。 ガッツーーーーン プテラがカイリューの拳と激突し、衝撃が私達の所まで、風になって伝わります。 梓「どうですか!?」 曽我部「くすくす」 プテラ「……テラ」 プテラは頭にひびが入り、気絶しました。 曽我部「くすくす」 梓「何がおかしいんですか」 私はプテラをボールに戻します。 曽我部「あなたが重要なミスを犯したからね」 梓「ミス?」 226. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/15(月) 14 59 35.29 ID bsB1nekY0 曽我部「本当なら、さっきの純さんが戻ってくるまで耐えなければいけなかったのに、安易に攻撃をしてくるなんてね。もっとも、そうしてくるとは思ったけどね」 梓「……どういう意味ですか?」 曽我部「。だって、あなた、そのゆいが大好きなんでしょ?口には出さないけど。そんなあなたが私の暴言をスルーできるわけないわ。その結 果、安易に突っ込んでくると予想できるわ。もっとも、加速をつけた、今の攻撃は素晴らしかったけどね」 曽我部さんはパチパチと拍手しながら、カイリューとともに私達に近づいてきます。 ゆい「あ、あずにゃんに近づくなー」 ゆい先輩はカイリューに向かうも、軽くカイリューに弾き飛ばされます。 ゆい「うわっ!!」 梓「ゆい先輩!!」 曽我部「さあ、あなたにも見せてあげるわ。カントーの最後を」 曽我部さんは私を引っ張りあげました。 227. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/15(月) 15 00 45.68 ID bsB1nekY0 ゆい「ぐす……私に力があれば……」 あずにゃんを救えるのに。私はそろそろ夜になる空を見つめる。 ???(……ちゃん) ゆい「ん?」 私の耳に何かの声が聞こえる。なんだろ? ???(ゆいちゃん、諦めるの?) ゆい「この声は……誰?」 ???(僕が誰かなんてどうでもいいんだよ。ゆいちゃんは諦めるの?君の梓ちゃんへの想いはその程度なの?) ゆい「でも、私には何もできないよ……」 ???(あるよ!君の想いを届けるんだ!!!) ゆい「ん?」 突如として、私が背負っていたギー太が光り輝きだした。 ゆい「あ、さっきのは……」 私はギー太を構える。 ゆい「……頑張ろうね、ギー太」 私は足に力を込め、空に飛び出した。 228. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/15(月) 15 01 34.71 ID bsB1nekY0 梓「ゆい先輩!?」 ゆい先輩は屋上から飛び出し、上空に飛んでいきました。 曽我部「怖くて逃げ出したのね」 梓「ゆい先輩はそんなことしません!!」 曽我部「まあ、現実から目を背けたいあなたの気持ちも分からないわけじゃないわ」 梓「……ゆい先輩」 ゆい「頑張ろうね、ギー太」 私はギー太から、音楽を鳴らす。 ゆい「ミュージックスタート(ふわふわ時間を想像してください)ゆいちゃん真拳究極㊙(マルヒ)奥義『アズニャン・パラダイス』」 229. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/15(月) 15 02 36.22 ID bsB1nekY0 シルフカンパニー前 ギャラドス「ドス!」 ギャラドスはシルフカンパニーの前でガードマンのように仁王立ちしている。あの後、私達は何とか逃げて、今、もう一度戻ってきた。 律「くそ。ポケモンさえ、元気なら……」 私達は物陰から、ギャラドスの様子を見る。 澪「だが、ギャラドスだけでも十分に強いからな。いないよりもましだけど、どっちにしたって厳しいさ」 紬「でも、やっぱり他の町のポケモンセンターを利用した方が……」 律「それじゃ、時間がかかりすぎるだろ。その間に梓達がどうなるか……それに利用できるかも分からないし」 ジムリーダーの人達は他の町のポケモンセンターに向かっていったが、さっきの3匹の攻撃で町がボロボロになっている。うまく利用できるとも限らないから、律の言ってることは間違っていない。私達は梓が心配だからここで様子を見ているわけだけど……。 澪「なんとか、現状を打開できないものか」 律「難しいな」 紬「見て!!ロケット団員が中から出て来たわ」 律「何だと!?」 ムギの言うとおり、カイリキーに抱きかかえられたロケット団員がいた。 澪「あれは……女か?」 律「なんか、ぬいぐるみみたいなのを抱いてないか?」 紬「ゆいちゃんに少し、似てないかしら」 澪「だとすると、梓を襲って……」 律「あいつめ……」 紬「見て!何故か、ギャラドスと戦い始めたわ」 230. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/15(月) 15 03 23.85 ID bsB1nekY0 純「そう言えば、下にもいるって、言ってたわね」 襲い掛かってきたギャラドスに私はゲンガーを出して、対抗する。 うい「ごめんね。私が戦えたら……」 純「ういはもう十分働いたわよ。他のポケモンにも活躍してもらわなくちゃね。……うん?」 私が周りを見渡すと、こっちを見ている3人の女の人がいた。 純「なんだろ?とりあえず、あそこに逃げるわよ、ゲンガー!」 ゲンガー「ゲンガー!」 ゲンガーはシャドーボールを発射し、ギャラドスをけん制しながら、そっちの方向に向かった。 231. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/15(月) 15 06 16.88 ID bsB1nekY0 澪「おい!!こっちに来たぞ、どうする!」 律「どうするって言ってもな」 紬「相手がカイリキーだとね。逃げ切れそうにないわね」 澪「何で、お前ら冷静なんだよ」 純「すいません、ここはき……」 澪「わっ!そうこうしているうちにロケット団員が来たじゃないか!」 純「ロケット団?……あ。いや、これは違うんです。私はロケット団じゃないです」 律「じゃあ、何でそんな格好してるんだ?」 純「これにはいろいろと事情がありまして……」 うい「今は説明してる時間も惜しいよ」 紬「こんな小さい女の子を連れて……、このロリコン!!」 純「別にそんなつもりじゃ……」 澪「おい。ギャラドスがこっちに向かってくるぞ」 純「くっ。ゲンガー、シャドーボールで牽制して!」 ロケット団(?)のゲンガーはシャドーボールギャラドスに向かって発射するも、ギャラドスの尻尾に弾かれる。 純「やっぱり、上のカイリューと同じような強さか……」 澪「カイリュー!?あなたは屋上にいたのか?」 純「まあ、一応……屋上で、あず……友達がいるので……」 律「ロケット団なのに?」 純「私の名前は鈴木純で、ロケット団ではなく……かくかくしかじか」 紬「なるほど。疑ってごめんなさい」 澪「便利な言葉だな」 律「とにかく、梓の友達なら、私達とも友達だな。ところで、その小さいのは……」 うい「あ、私の名前はういです。よろしくお願いします。これでも、ポケモンです」 澪「うい……。ゆいと何か関係があるのか?」 うい「お姉ちゃんです」 律「ゆいに妹がいたのか。それにしても……」 律・澪・紬(姉に似ないでしっかり者だな) 律「梓は屋上か。早く助けに行かないとな」 紬「もっとも、あのカイリュー相手じゃ、手も足も出ないかもだけど……」 澪「そうだな……ん?」 空から、何か、優しい歌声が聞こえてきました。 232. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/15(月) 15 07 50.30 ID bsB1nekY0 律「この声は……ゆい?」 紬「それに何か、降ってきたわ」 ムギの言うとおり、小さいツインテールの女の子のようなものが降ってきました。 澪「これは……梓?」 私はそれに触れてみた。他の皆も私に続いてそれに触れてみる。 澪「うわっ!」 私がその小さい梓に触れると、弾けて消えてしまった。 律「何なんだ、一体」 紬「でも……なにかしら、この感じ」 澪「なんだか、優しい気持ちになる」 純「周りを見てください!」 鈴木さんは周りを指差す。いろいろな所に小さい梓が降ってきて、弾けて消える。すると、壊れていた建物が元通りになった。 澪「これは……」 うい「きっと、お姉ちゃんの技だよ……」 律「ん?」 澪「どうした、律」 律「私のモンスターが回復してる!!」 澪「え?」 紬「あ、本当。私のも!」 純「私のもです。それにういも!ついでに私の足も!」 うい「あ、本当だ」 澪「待てよ。なら、ロケット団のポケモンとかも回復してるかも」 紬「それはないわ。あれを見て」 ムギの指差したところにはロケット団の置いていったポケモンがあるが回復してる様子はない。 紬「どうやら、敵には効かないみたいね」 澪「そうみたいだな」 律「これなら、いける!」 純「皆さんは屋上に梓を助けに行ってください。ここは私が防ぎますので」 澪「でも、あいつは強いぞ」 純「私のういは伝説のポケモンを3匹も倒したので、大丈夫です!」 うい「ちょ、ちょっと、純ちゃん」 律「それなら、安心だな。時間もないし、積もる話も後でな。じゃあ、任せた!!」 その場を鈴木さんに任せ、私達は屋上に向かっていった。 233. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/15(月) 15 09 48.88 ID bsB1nekY0 シルフカンパニー・屋上 曽我部「何よ、これ……」 曽我部さんは次々と直っていく町の様子を見て、驚愕の声を上げる。 曽我部「これじゃ、私のやったことが……」 梓「無駄ですね。もっとも、成功しても無駄ですけど」 曽我部さんは私を掴んでいた手に力を込める。 曽我部「あなたに私の何が分かるの……」 梓「何も分かりませんよ。私が分かるのはあなたがゆい先輩の力を甘く見たことです」 曽我部「……くっ」 曽我部さんは図星をつかれたかのように顔をそらします。 曽我部「でも、私にはまだカイリューがいるわ。あなた達には到底倒せないわ」 律「それはどうかな!」 バンッ!!! という、どでかい音とともに律先輩達が現れました。 梓「律先輩!澪先輩!ムギ先輩!」 曽我部「のこのこ何をしに来たの?もう手持ちポケモンもないでしょうに」 律「それはどうかな?」 澪「さっきの技で私達のポケモンは全員回復した」 紬「つまり、これから、私達のポケモン全員とあなたのカイリューはまた戦えるのよ。その体力の減っているカイリューとね!!」 曽我部「なんだと!?」 その時、さっきまで聞こえていた優しい歌声が止み、ゆい先輩が落下してきました。 梓「ゆい先輩!」 私は曽我部さんを振り切り、ゆい先輩を受け止めました。 ゆい「あずにゃん……私の歌、届いたかな?」 梓「……はい。とっても、良かったです」 ゆい「ありがと。えへへ」 234. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/15(月) 15 11 18.52 ID bsB1nekY0 私は曽我部さんを睨みつけます。 梓「さあ、決着をつける時です。夢を叶えようともしないあなたとね!!」 曽我部「……どういう意味よ」 梓「あなたは所詮は夢を諦めたんです。何もしないで!!」 曽我部「私がどれほど努力をしたと思ってるの?」 梓「じゃあ、あなたはポケモンと人間が仲良く暮らせるような世界を創るために何をしたんですか!!」 私は少年漫画の主人公のように語りかけます。 梓「私は心無いトレーナーの人達に捨てられたポケモンを拾って、一生懸命面倒を見てる人を知っています。その人のやっていることだって、小さいことかもしれないけど、ポケモンと仲良く暮らすために頑張っています。あなたはそういうことをしたんですか?」 曽我部「……黙れ」 梓「たしかに、心無い悪い人もいます。でも、一部の悪い人達のためにたくさんのいい人達を犠牲にするなんて間違っています」 曽我部「黙れ!!じゃあ、お前の夢は何なのよ。夢なんてものは必ずしも叶えられるわけじゃない。どんなに綺麗事を言っても、人間を滅ぼさなければ、ポケモンは滅ぼされるのよ。人間によってね」 梓「私は……ポケモンマスターになる女です!!!」 私は大きな声で宣言しました。 曽我部「……」 フフフ、私の宣言にびっくりして、言葉も出ないようです。 235. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/15(月) 15 14 16.28 ID bsB1nekY0 曽我部「プッ」 曽我部さんは腹を抱えて笑い始めます。 律「プッ、ククククク」 澪「クククク、律、笑うなよ、梓は真剣なんだぞ。クククク」 紬「そういう澪ちゃんだって。フフフフフフ」 梓「何で、皆して笑うんですか!!」 律「いやー、真剣な場面でそんな某海賊漫画の主人公みたいな宣言されてもな」 澪「なんていうかな、そのー」 紬「なんか、中学生の男の子みたいねえ」 梓「……」 言われてみれば、恥ずかしいかもしれません。 ゆい「大丈夫!!とっても、可愛かったよ!!」 梓「微妙に褒められてない気もしますが……とにかく!!」 私は曽我部さんを睨みつけます。 梓「どっちが正しいか、あなたに見せてあげます。皆さんは下がっていてください」 私は皆さんを後ろに下げます。 梓「皆さん、手を出さないでくださいね」 澪「大丈夫か?」 律「そりゃ、ポケモンマスターになる女なんだから、大丈夫だろ」 梓「……」 澪「おい、律!!」 曽我部「舐められたものね、私も」 梓「あなたが人間を滅ぼさなければ、ポケモンが滅びるというなら、そのふざけた幻想をぶち壊してやるです。やってやるです!!」 律「なあ、梓に何があったんだ?あんな中二病みたいな台詞を……」 ひそひそ 澪「きっと、アニメでも見たんじゃないか?」 ひそひそ 紬「だとしてもね……あの台詞は……」 ひそひそ ゆい「まあ、展開がけいおんっていうよりも少年漫画に近いから、そっちに合わせてるんだよ」 ひそひそ 律「そんなに少年漫画に近いか?ただ、言いたかっただけじゃね?」 ひそひそ 梓「さっきから、ひそひそとうるさいですよ!!」 236. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/15(月) 15 16 48.71 ID bsB1nekY0 曽我部「いいわ。かかってきなさい」 梓「来てください……」 ゆい「さあ、私の出番だね!あずにゃん、私を下ろし……」 梓「ハッサム!!」 ゆい「え〜!!」 梓「だって、さっきので、ゆい先輩、疲れてるでしょ?」 ゆい「まあ、そうだけどね」 曽我部「ハッサム……あなたのエースモンスターね」 私のハッサムと曽我部さんのカイリューは西部劇の決闘のように対峙して睨みあいます。そして、わずかの沈黙が訪れます。そして、どちらと もともなく、バトルが始まります。 梓「……行きますよ。ハッサム、おんがえし!!」 ハッサムの体からオーラが発生させ、そのオーラを右手に集中させ、カイリューに向かって、突撃します。 梓「いっけー……」 梓・ゆい「スクラップ・フィスト!!!」 曽我部「カイリュー、げきりんよ!!」 バシーーーーーーーン ハッサムのハサミとカイリューの拳が激突し、その振動で私達のところまで、風が吹き抜けます。 カイリュー「リュー」 カイリューの拳から血が噴出し、拳を押さえて、苦しそうに膝をつきます。 曽我部「な!?」 梓「今です、シザークロス!!」 ハッサム「サム!!」 ハッサムは手をクロスさせ、カイリューの胸をXに切り裂きます。 カイリュー「……リュー」 カイリューはバタンと力尽き、倒れました。 梓「あなたは強かったです。のも含めて、たった2匹でここまで戦ったんですから」 曽我部「……戻りなさい、カイリュー」 曽我部さんはカイリューをボールに戻します。 梓「私の勝ちです。さあ、どうしますか」 曽我部「……そうね。今回はあなたの勝ち、いえ、あなた達の勝ちね。それは認めてあげるわ」 曽我部さんはボールを2個、取り出す。そして、片方を私達のところに投げます。 梓「これで何を……」 曽我部「来なさい、ケーシィ」 そのボールから、煙が噴射され、あたり一面が真っ白になる。 曽我部「また会いましょうね。テレポート」 その言葉を最後に曽我部さんは姿を消しました。 9
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このページではアニメ作品の ポケットモンスター ダイヤモンド パール を解説する。 ゲーム作品のものは【ポケットモンスター ダイヤモンド・パール】を参照。 基本情報 概要 ストーリー 登場人物 話数リスト 主題歌 関連作品 コメント 基本情報 ポケットモンスター ダイヤモンド パール 総監督 湯山邦彦 監督 須藤典彦浅田裕二(171話~193話) 音楽 宮崎慎二 シリーズ構成 冨岡淳広 話数 本編191話+特別編2話 放送局 テレビ東京系列 放送期間 2006/09/28~2010/09/09(本編) オープニング Together(2話(*1)~78話)Together2008(79話~95話)ハイタッチ!(96話~133話)ハイタッチ!2009(134話~157話)サイコー・エブリデイ!(158話~182話)サイコー・エブリデイ!(BAND VERSION)(183話~191話、特別編2話) エンディング 君のそばで~ヒカリのテーマ~(1話~23話)君のそばで~ヒカリのテーマ~(PopUp.Version)(24話~50話)君のそばで~ヒカリのテーマ~(Winter.Version)(51話~61話)風のメッセージ(62話~72話、84話~95話)風のメッセージ(PokaPoka-Version.)(73話~83話)あしたはきっと(96話~120話)もえよギザみみピチュー!(121話~144話)ドッチ~ニョ?(145話~182話)君の胸にLaLaLa(183話~191話、特別編2話) 概要 【ポケットモンスター ダイヤモンド・パール】と【ポケットモンスター プラチナ】を原作したアニメ作品。 ポケモンのアニメにしては珍しく作品内で〇〇編のように分かれておらず、一貫してシンオウ地方の冒険のみ描かれている。その代わりにサトシとヒカリがそれぞれ別の目的を持って旅をする形になっている。 オープニングとエンディングはアレンジテーマを使用することが多い。 同シリーズを最後に【タケシ】がレギュラーを降板し、うえだゆうじ氏が声を担当していた都合上、【ソーナンス】も本部預かりという形で降板することになるが、その次のシリーズにて再びレギュラー化することになる。 本放送が終了し約半年が経過し【ポケットモンスター ベストウイッシュ】?が放送している最中に、ヒカリとタケシの後日談を描くストーリーが特別編として2話放送された。 【ポケットモンスター(アニメ)】の158話?で首藤剛志が降板して以来、およそ6年ぶりにシリーズ構成付き、冨岡淳広が担当。 そのためか長期スパンに渡って登場するライバル・【シンジ】との戦い、【ヒカリ】や【ヒコザル】の成長エピソードには特に力を入れられていたが、商品展開の都合で4年という年月をかけて新作の宣伝を行いつつ伏線を回収するというかなり無茶な構成にしてしまったため、半年以上ジム戦を行わない中だるみが発生、遠く離れたジョウト地方をモチーフにした回が連続する、明らかに巻きが入った終盤の流れ等、先が見えない商品展開と張り巡らせた伏線の相性の悪さが浮き彫りとなってしまっている。 シンジとサトシの対立関係からの最終的な和解は評価が高いものの、公式戦で一勝もできなかった【ドダイトス】等の割を食った部分や、メインターゲットである小学生が育ち切る期間を使ってまでの長期展開は疑問視される事も多い。 ストーリー シンオウ地方でトップコーディネーターを夢見ていた少女ヒカリは、10歳の誕生日にナナカマド博士からポケモンを貰い旅に出ることになった。初日からトラブルは絶えなかったが、道中で協力したポッチャマをパートナーに決め旅に出る。 一方その頃、カントー地方からシンオウ地方へポケモンマスターを目指し旅をしていたサトシは、ひょんなことからピカチュウとはぐれてしまう。 はぐれてしまったピカチュウとヒカリが出会い、サトシもそこへやってくる。そこに、トップブリーダーを目指すタケシも入れて3人旅が始まる。 登場人物 メインキャラクター 【サトシ】声 松本梨香本作の主人公。相棒のピカチュウと共にポケモンマスターを目指し、今度はシンオウ地方へ冒険に出る。 【ピカチュウ】声 大谷育江サトシのパートナー。10まんボルトやボルテッカーが得意技。ボールに入るのを嫌っているため常に外に出ている。 【ヒカリ】声 豊口めぐみ本作のもう一人の主人公。ポケモンコンテストを制覇しトップコーディネーターになることが夢である。 【ポッチャマ】声 小桜エツ子ヒカリのパートナー。バブルこうせんが得意技。 【タケシ】声 うえだゆうじサトシの旅の同行者。トップブリーダーを目指しており、ポケモンの知識が豊富。 準レギュラー 【シンジ】声 古島清孝シンオウ地方でのサトシのライバル。感情に重きを置くサトシとは真っ向から逆で、特性やタイプの相性を考え戦う理論的なキャラクター。また、性格も熱血漢なサトシと違い冷徹で中々笑うことがない。 【ノゾミ】声 早水リサヒカリのライバル。短髪の少女でこちらもトップコーディネーターを目指している。 【ジュン】声 鈴木達央もう一人のライバルトレーナー。こちらはシンジと違い猪突猛進な性格。「罰金〇〇円!」が口癖。 【J】?声 本田貴子女性のポケモンハンター。石化光線を使ってポケモン達を捕らえる。巨大な飛行艇をもっており、手下を使って行動を起こすこともある。 ロケット団 【ムサシ】声 林原めぐみロケット団の紅一点。変装や偽名を使いコンテストに出場してくることもある。時代の主役な敵役その1。 【コジロウ】声 三木眞一郎ロケット団の機械担当。青い髪が特徴的な実はおぼっちゃんな人物。時代の主役な敵役その2。 【ニャース】声 犬山イヌコ人語を喋り、二足歩行をする人間のようなニャース。時代の主役な敵役その3。 ギンガ団 【サターン】声 岡村明美尖った青い髪が特徴的な男。【ドクロッグ】を使う。 【マーズ(ポケットモンスター ダイヤモンド・パール)】声 田中理恵赤色の髪の女性。【ブニャット】を使う。かなりアカギに陶酔している。 【ジュピター】声 西村ちなみ紫色の髪の女性。【スカタンク】を使う。 【プルート(ポケットモンスター プラチナ)】声 緒方賢一ギンガ団の科学者。 【アカギ】声 三宅健太ギンガ団のボス。湖の3ポケモンや【ディアルガ】・【パルキア】を使い世界を滅ぼそうとした。 その他の登場人物やポケモンは【ポケットモンスター ダイヤモンド パール(アニメ)】/キャラクター?を参照。 話数リスト 話数 タイトル 初回放送日 あらすじ 備考 001 旅立ち!フタバタウンからマサゴタウンへ! 2006/09/23 ヒカリの冒険が始まる!! 初回2時間スペシャルでは3話連続放送 002 ピカチュウをさがせ!202番道路! サトシとはぐれ、ロケット団に追われるピカチュウがヒカリと出会う! 003 ライバルバトル!三対三!! シンジとサトシの初バトル!! 004 ポッチャマ対スボミー!ヒカリ初バトル!! 2006/10/05 005 ナエトル、ゲットだぜ! 2006/10/19 006 迷いの森!シンジふたたび!! 2006/10/26 007 ポッチャマがんばる!! 2006/11/02 008 なぞのジムのグレッグル! 2006/11/09 009 ミミロルとあそぼう!? 2006/11/16 010 ポケッチ入手困難!? 2006/11/30 011 ヒカリ!コンテストデビュー!! 2006/12/07 012 コンテストバトル!ライバル対決!! 2006/12/14 013 ムックルがんばる! 2006/12/21 014 タケシにおまかせ! 015 クロガネジム!ヒョウタVSシンジ!! 2007/01/11 016 ズガイドスVSピカチュウ! 2007/01/18 017 古代ポケモン大進撃!! 2007/01/25 018 クロガネジムふたたび!決戦ラムパルド!! 2007/02/01 019 パチリスゲットで…大丈夫!? 2007/02/08 020 ポケモンハンターJ! 2007/02/22 021 最強のコイキングと最も美しいヒンバス! 2007/03/01 022 パチリスVSエイパム!コンテストバトル!! 2007/03/08 023 爆走ハガネール!ビッパの村を守れ!! 2007/03/15 024 対決!サトシ対ピカチュウ!? 2007/03/29 025 怪傑ロズレイドと花伝説! 026 ポケモンコンテスト!ソノオ大会!! 2007/04/05 027 決戦!ポッチャマVSポッタイシ!! 028 フワンテと北風の使い! 2007/04/12 029 サトシとヒカリ!タッグバトルで大丈夫!? 030 ハクタイの森!ミノムッチ進化作戦!! 2007/04/19 031 ナエトル対ナエトル!スピード対決!! 2007/04/26 032 琥珀の城のビークイン! 2007/05/03 033 スキです!ポケモンなりきり大会!! 2007/05/10 かわいいなりきりがたくさん登場!! 034 ブイゼル!最強への道!! 2007/05/17 035 四天王ゴヨウとドータクン! 2007/05/24 036 シンオウ時空伝説! 2007/05/31 037 ハクタイジム!VSナタネ!! 2007/06/07 038 爆誕!サイクリングロード 2007/06/21 039 ピカチュウのおるすばん! 2007/07/05 040 チャンピオン・シロナ登場! 2007/07/19 041 ヒカリとノゾミとダブルパフォーマンス! 2007/07/26 042 ラクライ訓練センター! 2007/08/09 043 ムウマージ!悪夢からの脱出!! 2007/08/16 044 迷子のヒポポタスを助けろ!! 2007/08/23 045 ハンターJ再び!タテトプスを守れ!! 2007/08/30 046 迷路でシャッフル!みんなでハッスル!! 2007/09/13 047 ミルとケーシィの水の底! 2007/09/27 048 サトシとヒカリ!新たなる冒険に向かって!! 総集編だが1話としてカウントされている。 049 ポケモンコンテスト!ヨスガ大会!! 2007/10/04 050 全員参加!タッグバトル!! 051 ヒコザルVSザングース!運命のバトル!! 2007/10/18 052 タッグバトル!ファイナル!! 2007/10/25 053 ヒコザルの涙! 2007/11/08 054 ナタネとサボネア!さよならは誰のため! 2007/11/15 コジロウのサボネアは新技『ドレインパンチ』を習得できるのか!? 055 エイパムとブイゼル!それぞれの道!! 2007/11/22 器用なエイパムと戦いが好きなブイゼル…もっと輝くには…? 056 ミカルゲの要石! 2007/11/29 057 ビーダルは知っていた! 058 ダイノーズ!熱き魂!! 2007/12/06 059 レントラーの瞳! 2007/12/13 060 ズイの遺跡のアンノーン! 2007/12/20 061 ポケモンコンテスト!ズイ大会!! 062 メイドカフェのミルタンク! 2008/01/10 みんなでメイドカフェのお手伝いだ! 063 ウリムートリオと湯けむりバトル!! 2008/01/17 064 グライオンとグライガー!風の迷路をぬけて!! 2008/01/24 065 パチリスはカバルドンの口の中!? 2008/01/31 066 ルカリオ!怒りのはどうだん!! 2008/02/07 067 ヒカリはじめてのジムバトル!! 2008/02/14 068 トバリジム!ルカリオ対ブイゼル!! 2008/02/28 069 ステキファッション!その名はギンガ団!! 2008/03/06 070 シャンとしてリーシャン! 2008/03/13 071 ポケモンレンジャー!波導のリオル!!(前編) 2008/03/20 072 ポケモンレンジャー!波導のリオル!!(後編) 073 さよならドクケイル! 2008/04/03 ドクケイルの渡りを成功させろ!そして、別れのとき… 074 ピカチュウ!ライチュウ!進化への道!! ピカチュウはライチュウになる道を選ぶのか!? 075 コンテストマスター・ミクリ登場!! 2008/04/17 076 レストラン七つ星!タッグバトルでフルコース!! 2008/04/24 077 みんなライバル!ミクリカッブ!! 2008/05/08 078 激闘!それぞれのバトル!! 079 決戦!ヒカリとハルカ!! 2008/05/15 どちらのヒロインがクイーンに輝くのか! 080 ヤンヤンマ!ゲット作戦!! 2008/05/22 081 灼熱のヒコザル! 2008/05/29 082 ノモセ湿原のグレッグル祭り!? 2008/06/05 083 ノモセジム!VSマキシマム仮面!! 2008/06/19 084 ウラヤマさんちの大食いウリムー! 2008/07/03 085 グライガー!友情の翼!! 086 ヨスガコレクション!ポケモンスタイリストへの道!! 2008/07/10 087 コダックの通せんぼ! 2008/07/24 088 ポケモンサマースクール開講!! 2008/08/07 089 研究発表『湖の伝説』! 2008/08/14 090 放課後はゴーストタイム!? 2008/08/21 091 最後の大勝負!ポケモントライアスロン!! 2008/08/28 092 原点回帰だロケット団!? 2008/09/04 093 踊るジムリーダー!メリッサ登場!! 2008/09/11 094 パチリスお熱です!2人でお留守番!? 2008/09/25 095 ポケモンコンテスト!カンナギ大会!! 096 ギンガ団襲撃!!-前編- 2008/10/02 097 ギンガ団襲撃!!-後編- 098 浮かぶ未確認怪物!? 2008/10/16 099 四天王リョウ!出会いと別れの森! 2008/10/23 100 ナエトル、ハヤシガメ…そしてドダイドス!! 2008/10/30 101 ライバルトレーナー・ジュン登場!! 2008/11/06 102 ヨスガジム戦!VSメリッサ!! 2008/11/13 103 混戦混乱ミオシティ! 2008/11/20 104 クレセリアVSダークライ! 2008/12/04 105 羊羹とロトム! 106 ポケモンと仲良くなる方法!? 2008/12/11 107 ラムパルドVSトリデプス!! 2008/12/18 108 ミオジム戦!はがねのバトル!! 2008/12/25 109 迷子のホエルコ! 2009/01/08 110 ゲンとルカリオ! 2009/01/15 111 鋼鉄島の遺跡! 2009/01/22 112 ピカチュウ・ポッチャマ漂流記! 2009/01/29 113 いたずらフィオネ! 2009/02/05 114 ポケモンコンテスト!アケビ大会!! 2009/02/12 115 ワイルドジュンサーと相棒ペラップ! 2009/02/19 116 吹雪の中のユキメノコ! 2009/02/26 117 ロケット団解散!? 2009/03/05 118 ポケリンガ!天空大決戦!! 2009/03/12 119 激突!マンムーVSボスゴドラ!! 2009/03/26 120 ふしぎないきもの ポケットモンスター! 総集編だが1話としてカウントされている。 121 さびしがりやのユキカブリ! 2009/04/02 122 進化!その時ポッチャマは!? 進化を阻むヒカリのポッチャマ。その理由とは… 123 ポケモンコンテスト・タツナミ大会!! 2009/04/16 124 ポケモンピンポン大会!エテボースがんばる!! 2009/04/23 125 チェリンボ!けなげなバトル!? 2009/04/30 126 トレーナーズスクールのスズナ先生! 2009/05/07 127 キッサキジム!氷のバトル!! 2009/05/14 128 バトルピラミッド!シンジVSジンダイ!! 2009/05/21 129 復活のレジギガス!J再び!! 2009/05/28 130 デンリュウ列車!ハンサム登場!! 2009/06/04 131 フルバトル!シンジVSサトシ!!-前編- 2009/06/11 132 フルバトル!シンジVSサトシ!!-後編- 2009/06/18 133 ユクシーの影! 2009/06/25 134 森の王者!モジャンボ!! 2009/07/02 135 全員参戦!ポケモンハッスル!! 2009/07/09 136 テンガン山の遺跡!ギンガ団の陰謀!! 2009/07/23 137 マリル・ポッチャマ・エレキッド!! 2009/08/06 138 ヒカリVSママ!親子対決!! 2009/08/13 139 オーキド博士を救出せよ!ニョロトノVSグレッグル!! 2009/08/20 140 ネイティ、ネイティオ…不思議な森! 2009/08/27 141 タワークイーン!その男、クロツグ!! 2009/09/03 142 史上最悪のトゲピー! 2009/09/10 いたずら好きの悪いトゲピーに大混乱!! 143 ジョウトフェスタ!チコリータとワニノコ登場!! 2009/09/17 144 ダンジョン攻略!?谷間の発電所!! 145 フカマル…ゲットだぜ!! 2009/10/01 146 ポケモンコンテスト!スイレン大会!! 147 サトシとヒカリ!タッグバトル!! 2009/10/15 148 ムウマとヤミカラスとやみのいし! 2009/10/22 149 ピカチュウポッチャマくっつかないで!! 2009/10/29 150 赤い鎖!ギンガ団始動!! 2009/11/05 151 アグノム・ユクシー・エムリット! 2009/11/12 152 ディアルガとパルキア! 最後の戦い!! 153 危険がいっぱい!コジロウの宝箱!! 2009/11/26 154 エアバトルマスター登場!グライオンVSハッサム!! 2009/12/03 155 ダブルバトル!マンムーとヒノアラシ!! 2009/12/10 156 フカマルとりゅうせいぐん!! 2009/12/17 157 フカマル!ゲットだぜ!! 2009/12/24 158 爆走!ジバコイルVSメタグロス!! 2010/01/07 159 唸れ れいとうパンチ!ブイゼルVSバリヤード!! 2010/01/14 160 燃えよカビゴン!ポケスロンの王者!! 2010/01/21 161 開幕!ポケモンコンテスト・アサツキ大会!! 2010/01/28 162 ダブルバトル!VSプラスル・マイナン!! 2010/02/04 163 爆進化!ゴウカザル!! 2010/02/11 164 ポッチャマはぐれる! 2010/02/18 165 四天王オーバとジムリーダー・デンジ!! 2010/02/25 166 発進!ナギサタワー!! 2010/03/04 167 海辺のポケモンスクール! 2010/03/11 168 飛べシェイミ!空の彼方へ!! 2010/03/18 169 ポケモンレンジャー!ヒードラン救出作戦!! 170 四天王キクノ!カバルドンVSドダイドス!! 2010/04/01 171 トゲキッス舞う!王女さまのポケモンコンテスト!! 172 トゲキッス!華麗なるバトル!! 2010/04/15 173 メタモン・へんしんバトル!本物はドッチ~ニョ? 2010/04/22 174 グランドフェスティバル開幕!炎と氷のアート!! 2010/04/29 175 マンムー、パチリス!決めろ氷のシャンデリア!! 2010/05/06 176 セミファイナル!決勝に進むのは!? 2010/05/13 177 決着ライバル対決!ヒカリVSノゾミ!! 2010/05/20 178 さよならロケット団!ニャースの恋!? 2010/05/27 179 電撃バトル!最後のバッジ!! 2010/06/03 180 サトシVSケンゴ!それぞれの船出! 2010/06/10 181 トレジャーハンター・バクとヤジロン! 2010/06/17 182 熱戦前夜!サトシのポケモン大集合!! 2010/06/24 183 開幕!シンオウリーグ・スズラン大会 2010/07/01 184 シンオウリーグ三回戦!シンジ対ジュン!! 2010/07/15 185 恐怖のトリックルーム!サトシ対コウヘイ!! 2010/07/22 186 ライバル決戦!サトシ対シンジ!! 2010/08/05 ついに2度目のフルバトルだ!! 187 激闘フルバトル!サトシ対シンジ!! 2010/08/12 シンジとサトシの熱いバトルはまだ続く!! 188 決着ライバルバトル!サトシ対シンジ!! 2010/08/19 シンジとサトシの決戦、ここに終結!! 189 シンオウリーグ準決勝!ダークライ登場!! 2010/08/26 準決勝の相手が出してきたのはまさかのダークライ!? 190 ポケモンドクター・タケシ! 2010/09/02 タケシの目指す道が、ついに決まる! 191 思い出はパール!友情はダイヤモンド!! 2010/09/09 それぞれがそれぞれの元へ旅立ち…だけど別れたくないポッチャマ 最終回 192 ヒカリ・新たなる旅立ち! 2011/02/03 トップコーディネーターを目指すヒカリの新しい目標! 特別編1 193 ニビジム・最大の危機!! タケシや兄弟を襲う強敵とは…!! 特別編2 主題歌 オープニングテーマ Together歌 あきよしふみえ2話(放送地域によっては4話)から78話まで使用されたテーマ。 Together2008歌"あきよしふみえ上記のTogetherのアレンジテーマ。79話から95話まで使用された。 ハイタッチ!歌 サトシ(松本梨香) ヒカリ(豊口めぐみ)96話から133話まで使われたテーマ。 ハイタッチ!2009歌 サトシ(松本梨香) ヒカリ(豊口めぐみ)上記のハイタッチ!のアレンジテーマ。134話から157話まで使用された。 サイコー・エブリデイ!歌 あきよしふみえ158話から182話まで使われたテーマ。 サイコー・エブリデイ!(BAND VERSION)歌 あきよしふみえ上記のアレンジテーマ。183話から最終話まで使われた。また、特別編でも使われている。 エンディングテーマ 君のそばで~ヒカリのテーマ~歌 グリン1話から23話まで使われたテーマ。ヒカリのテーマとあるが歌唱はヒカリ役の豊口めぐみではない。 君のそばで~ヒカリのテーマ~(PopUp.Version)歌 グリン上記の君のそばで~ヒカリのテーマ~のアレンジテーマ。24話から50話まで使用された。 君のそばで~ヒカリのテーマ~(Winter Version)歌 グリンこちらも上記のアレンジテーマ。51話から61話まで使用された。 風のメッセージ歌 水橋舞62話から72話、84話から95話に使用されたテーマ。 風のメッセージ(PokaPoka-Version)歌 水橋舞上記の風のメッセージのアレンジテーマ。73話から83話に使用された。 あしたはきっと歌 歌奈子96話から120話で使用されたテーマ。 もえよギザみみピチュー!歌 ギザみみピチュー starring しょこたん121話から144話で使用されたテーマ。ここに登場するギザみみピチューは劇場版の登場キャラクターである。 ドッチ~ニョ?歌 モーモーミルクとアラキさん145話から182話で使用されたテーマ。回の終わりにこの曲に合わせてあっち向いてホイのゲームが入る。 君の胸にLaLaLa歌 MADOKA.183話から最終話に使用されたテーマ。最終話では2番の歌詞が使われている。また、特別編2話のエンディングにもこれが使われている。 関連作品 【ポケットモンスター ダイヤモンド・パール】【ポケットモンスター プラチナ】…原作。 【ポケットモンスター アドバンスジェネレーション】…前作 【ポケットモンスター ベストウイッシュ】?…次回作 劇場版 【劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド パール ディアルガVSパルキアVSダークライ】? 【劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド パール ギラティナと氷空の花束 シェイミ】? 【劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド パール アルセウス 超克の時空へ】? 【劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド パール 幻影の覇者 ゾロアーク】? コメント 名前 全てのコメントを見る?
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940. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/07/18(月) 22 20 27.67 ID aS+ir3qv0 『さて、次の挑戦者は、モブ子さんです』 「わー、さっきと違って適当ですね」 「ぜひ、胸を借りるつもりで、ちょうせ……すいません」 「ちょっと、待って下さい。何を謝ったんですか、今」 「いえ、本当にすいません。ない胸は借りられませんよね」 「……本気でいきます!」 「……あずにゃん、顔怖いよ」 ゆい先輩が足元で、ガクガクブルブルと震えていますが、まあ、気にしないでいきましょう。 「ルールは1対1。途中の回復はなしです。両者、よろしいですね」 「はい」 「ええ」 「それでは、両者、スタンバイしてください」 覚悟して下さい。あなただけは叩き潰してあげます。 「ではいきます。準備はいいですか?」 「はい」 「いいですよ」 「それでは……」 「「「バトルスタート」」」 941. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/07/18(月) 22 22 00.19 ID aS+ir3qv0 「来て、ピジョット!」 「来て下さい、プテラ!」 『挑戦者のモブ子選手はピジョットを出しました。これに対して、中野選手が出したのは……先日のサファリゾーンで、中野選手と死闘の末、 ようやく、中野選手がゲットした、プテラだー』 「あなただけは絶対に許しません。絶対に倒します」 「そ、そんなに本気にならなくても……」 「ゆい先輩は黙っていて下さい」 「……はい」 『さあ、勝負は空中戦だー』 「プテラ、先制攻撃です。とっしん!」 「ピジョット、かわして!」 プテラはその大きな体とスピードを生かして、ピジョットに突撃するも、ピジョットは素早く、その攻撃をかわします。 「くっ。プテラ、もう一度です!」 「あずにゃん、落ち着いて……」 「私は冷静です!ゆい先輩は黙っててください」 「はい」 「(くすくす。さっきので、大分、頭に血が上ってますね)ピジョット、かわして、ブレイブバード!」 942. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/07/18(月) 22 22 52.74 ID aS+ir3qv0 プテラはさっきと同じくらいのスピードで、ピジョットにとっしんを仕掛けるも、ピジョットはそれを華麗にかわし、素早く旋回し、羽を折りたたみ、まるで、銃弾のようにプテラに突撃してきます。 「テラ!」 プテラはかわしきれずに直撃し、よろめきます。 「一気に攻めるわよ。ピジョット、もう一度、ブレイブバード!」 ピジョットは旋回し、よろめく、プテラに狙いを定めます。 「あずにゃん、れいせ……」 「……どうしたんですか、ゆい先輩」 「……ううん、なんでもないよ(あずにゃんの目は冷静だった。つまり、さっきまでのは演技。それも見抜けないなんで、私もまだまだだよ)」 『おーっと、あれだけの猛威を振るった、プテラもピジョットの前に沈むのかー』 「いっけー、ピジョット!」 ピジョットははさっきのように羽を折りたたみ、さっきのよりもスピードをあげ、プテラに突撃してきます。 「今です!プテラ、反撃です、すてみタックル!」 『おっと、さっきまでよろめいたプテラが急に体制を整え、ピジョットに向かって、突撃していくー』 「なっ!?」 バーーーン プテラとピジョットが激突し、両者の動きは停止しています。 943. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/07/18(月) 22 23 25.89 ID aS+ir3qv0 「どっちが、勝ったの」 「……」 「……ジョット」 先に動いたのは、ピジョット。弱弱しい鳴き声を出し、そのまま、落下し、気絶しました。 「ピジョット!」 『ピジョットは気絶したー。プテラはどうだー』 「テラ!」 プテラは元気よく、鳴き声をあげ、自由に飛び回ります。 「ピジョット、戦闘不能。プテラの勝ち。よって、中野選手の勝利です!」 「ど、どうして」 「プテラはいわタイプですからね。ひこうタイプの技は威力が下がりますし」 「な、なるほど。それにしても、さっきまでのは」 「あのまま、無駄に攻撃をして避けられるよりも、正面から激突してくれた方がよかったですしね」 「え、じゃあ、さっきまで、力任せに向かってきたのは……」 「そのほうが油断するでしょ」 「す、すごいですね。さっきまで、頭に血が上ったようにしてたのも演技だったわけですか」 「ええ、まあ。……それよりも」 「それよりも?」 「さっきのを謝って下さいね♪」 「……すいません」 944. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/07/18(月) 22 25 53.35 ID aS+ir3qv0 『さあー、中野選手はついに2連勝だー。サファリゾーンのポケモン脱走事件を解決させた実力は本物かー。そして、いよいよ、最後の挑戦者です』 実況者の声とともに、金髪の男の人が登場しました。 「久しぶりだな。ポケモンセンターでは世話になったぜ」 「えーと、誰でしたっけ、ゆい先輩」 「さあ?」 「なっ!?お前ら……」 「なんか、怒ってるよ、あずにゃん」 「いけませんね、短気で。カルシウム取らないと」 「ねー」 「忘れたのか、ポケモンセンターで、俺の邪魔をしたのを」 「んー、なんでしたっけ?」 「あ、思い出したよ、あずにゃん」 「思い出したんですか」 「うん。あれだよ、ケンタロスに散弾銃を撃とうとして、失敗し、ジョーイさんに気絶させられた人だ」 「ああ」 「その思い出し方はどうかと思うが、まあ、そうだ」 「なんで、あなたがここに」 「決まってるだろ。ラプラスは珍しいから売れば金にもなる。あるいは賢いから随分強いだろうから、自分で使うってのもあるな」 「なっ。そんな理由で……」 「ここにいる連中なんて、似たような奴ばっかりだろ」 「……まあ、いいです。サッサと始めましょう」 「ルールは1対1。途中の回復はなしです。両者、よろしいですね」 さっきから、同じ口上を言ってるんですから、大変ですよね。 「はい」 「おう」 「それでは、両者、スタンバイしてください」 「くくく、そっちはそのガキで来るのか?」 「む、私はガキじゃないよ!」 「ゆい先輩。ちゃちな挑発に乗っては駄目ですよ」 「ではいきます。準備はいいですか?」 「はい」 「おうよ」 「それでは……」 「「「バトルスタート」」」 945. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/07/18(月) 22 27 14.22 ID aS+ir3qv0 「来い、エビワラー!」 エビワラー!?澪先輩と同じモンスターですか。 「よし、任せましたよ、ゆいせん……」 その時、私のモンスターボール……ハッサムのボールがブルブルと震えています。 「どうしたの、あずにゃん」 「いえ、来て下さい、ハッサム!」 「よし、任せて……えっ、サムちゃん!?」 私はゆい先輩ではなく、ハッサムを出します。思えば、ゆい先輩だけでなく、ハッサムも澪先輩のエビワラーにゆい先輩のようにボロ負けではなく、遊ばれた上での負けですからね。早く、リベンジしたいのでしょう。 「なんだ、そのガキじゃないのか」 「ええ。あなた程度に、ゆい先輩はもったいないですし」 「……舐めるなよ。エビワラー、マッハパンチで先制だ」 エビワラーはハッサムに素早く接近し、早いパンチをハッサムに繰り出します。 「サム!」 ハッサムはそのパンチを避けきれずに、まともに喰らいます。 「たいしたことないな。エビワラー、ほのおのパンチだ!」 怯んでいるハッサムにエビワラーは炎を拳にこめて、パンチを繰り出します。 「どうだ、これで終わりだ」 「……たいしたことないですね」 「なに」 「私はもっと強い、エビワラーを育ててる最高のトレーナーを知っています。あなた程度のエビワラーではハッサムには勝てません。ハッサ ム!」 ハッサムはパンチを繰り出すエビワラーの攻撃をそのハサミで受け止めます。 「何だと!」 「サム」 ハッサムは苦痛の表情を浮かべつつも、エビワラーを押し返します。 「反撃ですよ、ハッサム。まずはでんこうせっかです!」 ハッサムはエビワラーが体勢を立て直そうとしているところに体当たりを仕掛けます。 「エビ」 エビワラーはハッサムの攻撃を受け、なんとか、立ち上がります。 「まだ、いきますよ。エビワラー、きりさくです」 ハッサムはエビワラーの胸にそのハサミで切り裂きます。 「……エビ」 エビワラーはその攻撃を受け、顔を苦痛に歪め、膝をつきます。 「トドメです!ハッサム、アイアンヘッド!」 ハッサムは鋼のような硬さを持つ頭をエビワラーに直撃させ、エビワラーは目をグルグルさせ、気絶してしまいました。 「エビワラー戦闘不能。ハッサムの勝ち。よって、中野選手の勝利です!」 「オオー、スゲー」 946. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/07/18(月) 22 28 49.11 ID aS+ir3qv0 「本当に3連勝しやがった」 観客のどよめきや歓声が聞こえます。 「すごいですよー、梓ちゃん、ゆいちゃん」 アンズさんも喜んでくれているようです。 「くそが!この役立たず」 金髪さんは気絶から、ようやく体を起こした、エビワラーを蹴ります。 「な、何をしてるんですか!」 「何って、教育だよ。俺はスパルタなんだ」 「スパルタって……。ただの八つ当たりじゃないですか!自分のポケモンなんですから、大切にして下さい」 「何だと!」 金髪さんは私に掴みかかろうとします……が。 「やめないか」 その手を忍者服を着た変わった人……キョウさんが掴みます。 「キョウさん!」 「やあ、梓君」 「くそが!離せよ」 金髪さんはその手を振りほどき、会場を去ろうとします。 「あ、あの、エビワラーは……」 「知るか。勝手にしろ」 そう言って、金髪さんは行ってしまいました。どうでもいいですけど、私、あの人の本名知らないんですよね。 「どうしましょうか、エビワラー」 「……エビ」 エビワラーは悲しそうにうつむきます。 「なら、私が引き取りますよ」 「あ、アンズさん」 アンズさんが私達のところに近づき、そう言います。 「でも、いいの?」 「いいもなにも、ポケモンが仲間になるのに、嫌ってことはないよ」 「それもそうだね」 私としたことが大切なことを失念していました。 「では、お願いね」 「任せなさいな。いいよね、お父さん」 「何も問題はないな」 「オッケー。じゃあ、行こうか、エビワラー。一緒に梓ちゃんを応援しよう」 「エビ!」 「その前に回復させてやれよ」 キョウさん親子はエビワラーを引き連れて、観客席に戻っていきます。 947. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/07/18(月) 22 30 09.47 ID aS+ir3qv0 『さーて、3連勝を果たした、中野選手はサファリゾーン園長に挑戦する権利を得ましたー。さあ、園長が入場してきます』 バーンという、火薬とともに、園長さんが入場してきます。 「やあ、中野君。前回の事件の解決はありがとう」 「え、ええ。どういたまして」 にんまりとそんなことを言ってくる園長さんに少し、調子が狂います。 「そして、3連勝、おめでとう」 「あ、ありがとうございます」 「それではルール確認です。今回は園長戦ということで、メンバーは3対3。両者、よろしいですね」 「ふむ、それでいい」 「駄目です」 「それでは、両者、スタンバ……え?」 「どうしたのじゃ、中野君」 「私は園長さんとは6対6を要望します」 「ちょ、ちょっと、中野選手……」 「ふむ、どうしてじゃ?」 「私が勝ったら、賞品の今、展示しているラプラス達を全部逃がしてあげて下さい」 私がそう言うと、園長さんの表情が変わりました。 「私に金づるを逃がせと」 「ポケモンは金づるじゃありません」 「金づるじゃよ。A○Bも金づるじゃろ」 「その人達も金づるじゃありません。……たぶん」 「……まあ、いい。じゃあ、それを受けてやる代わりにこちらにも条件を出させてもらう」 「いいですよ、何ですか?」 948. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/07/18(月) 22 31 00.78 ID aS+ir3qv0 「中野君のポケモンの中で、珍しく、金になりそうな、その女の子のようなポケモン……ゆい君をもらおう」 「ええっ。私!?」 「ちょ、ゆい先輩は賭けられません!」 「負けるのが怖いのかのう。まあ、受けられないなら、私も受けん」 「くっ」 たしかに、向こうの意見も間違ってはいませんが……この条件は。 「いいよ、あずにゃん」 「え?」 「私、受けるよ、その条件」 「ゆい先輩!」 「ほほう。いい度胸じゃのう」 「だって、私は信じてるもん。あずにゃんの勝利を」 「!!」 「くくく。それで、中野君はどうする?」 「……分かりました。その条件を飲みましょう」 「よし。だが、他のルールについてはどうするのじゃ。回復するかのう」 「いいえ、私は回復はいりません」 「……私も舐められたものじゃのう」 「梓君は回復を受けないのはきついな」 「どうして?梓ちゃんは強いよ」 「強くても、3戦により、相手に手の内を見せてる上に体力も万全ではない。3対3なら、回復してるのを出せばいいが、6対6ではそうもいか ん」 「なるほど」 949. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/07/18(月) 22 32 19.90 ID aS+ir3qv0 「私が回復をいらないので、もう一つ条件を飲んで下さい」 「何じゃ?」 「私が勝ったら、サファリゾーンの園長を辞めてください」 「……ほう」 「ポケモンを金儲けの道具にしか見えないあなたはサファリゾーンの園長にふさわしくありません」 「言いたいことを言ってくれるのう。だが、それなら、こちらのリスクが大きいのう」 「ならば、それに加えて、園長さんが勝ったら、私を好きにしていいですよ」 「……ほう」 「ちょ、あずにゃん。それは……」 「ゆい先輩が体を張るのに私が張らないのは駄目ですからね」 「で、でも……」 「私も信じてるんですよ」 「?」 「ゆい先輩が私、いや、私達を勝利に導いてくれることを」 「……分かった。2人で頑張ろうね」 「違いますよ。2人と5匹で……皆で頑張りましょうね」 「そうだったね」 「いいじゃろう。私も独り身でのう。私が勝ったら、お嫁にでもなってもらうかのう」 「……かまいません」 「では、それでいいのかのう。もう変更は出来んぞ」 「ええ」 それにしても、自分の身体もかかってるのに随分、のんきですね。その時、観客席の方から、会話が聞こえてきました。 「でもよ、実際問題として、園長が辞めても、すぐに代わりが来るわけじゃないだろ」 「ああ。それまで、園長が業務を行うわけだ」 「梓さんだって、ずっと、ここにいるわけじゃないしな。きっと、それまで、のらりくらりとかわして、結局、園長として、居座るんじゃない か?」 「だとすると、実質、ノーリスクだな」 「その分、園長の方が有利か」 950. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/07/18(月) 22 32 55.25 ID aS+ir3qv0 「……」 「と、いうわけじゃよ。いまさらの変更はなしじゃよ」 「分かって……」 「待つのじゃ!」 そんな声とともに白いひげを生やしたおじいさんが、フィールドに来ました。……あの人は!? 「会長さん!」 「久しぶりじゃな、梓君にゆい君」 「あ、あなたはポケモン大好きクラブの会長。な、何をしに来たんですか」 「ラプラスを見に来たんじゃ。……それよりも、今のやり取りじゃが、安心せい。この園長の後任など、すぐに見つけてやる。だから、遠慮なく、戦うんじゃよ、梓君」 「は、はい」 「じゃ、邪魔をしないでもらいたい」 「邪魔じゃないよ。ただ、正々堂々の戦いを見たいだけじゃ。それじゃ、梓君。頑張るんじゃよ」 「はい!会長さん」 「なんじゃ」 「ありがとうございます」 「……フフ」 嬉しそうに席に戻る、会長さん。 「さあ、これで、5分と5分の勝負ですよ、園長さん!」 「いいじゃろう。私とて、小娘如きには負けん!!」 いよいよ、ラプラスとゆい先輩、そして、私自身を賭けた、負けられない戦いが始まろうとしました。 951. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/07/18(月) 22 35 33.66 ID aS+ir3qv0 グレンタウン編? 「ラプラス争奪戦・前編」終了 955. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/07/21(木) 05 59 15.02 ID tWnhOyGT0 前回までの状況(トレーナとポケモン) 梓 ゆい ハッサム ヘルガー イーブイ ニューラ ガルーラ ハクリュウ ポリゴン2 プテラ 澪 ゼニガメ エビワラー デンリュウ 律 リザードン サワムラー ニョロボン レアコイル ムギ フシギバナ カポエラー ギャラドス 純 うい カビゴン ゲンガー グレンタウン編? 「ラプラス争奪戦・後編」 956. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/07/21(木) 05 59 58.97 ID tWnhOyGT0 今回のメンバー ゆい ハッサム プテラ イーブイ ハクリュウ ガルーラ 「ルールは6対6。先に相手のパーティを全滅させた方が勝ちということです。それでは、両者、スタンバイしてください」 いよいよ、負けられない戦いが始まります。き、緊張しますね。 「あずにゃん、あずにゃん」 「なんですか、ゆい先輩」 「ニコー」 ゆい先輩は私に笑顔を向けてきます。か、可愛い。 「な、なんですか、それは」 「笑顔、笑顔。こんな時でも、笑顔が大事です」 「はい?」 「ポケモンバトルは楽しいものなんだよ。笑顔で楽しまなきゃ。今のあずにゃんは苦しそうだよ」 「……」 「だから、ニコー」 「……ニ、ニコー」 「そうそう。楽しくいこう」 「ではいきます。準備はいいですか?」 「はい」 「いつでもよいぞ」 「それでは……」 「「「バトルスタート」」」 957. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/07/21(木) 06 00 59.39 ID tWnhOyGT0 「来て下さい、ガルーラ!」 「来い、ケンタロス」 『さあ、互いに大切なものを賭けた、この一戦。中野選手はガルーラ、園長はケンタロスを繰り出したー』 「さあ、いくぞ。ケンタロス、まずは正面からすてみタックルじゃ」 ケンタロスはそのまま、勢いよく、突撃してきます。 「ガルーラ、正面から受け止めて!」 ガルーラは突撃してくる、ケンタロスを受け止め、角を握ります……が、ケンタロスの技の威力で、体は押され続けます。 「ケンタロス、投げ飛ばせ!」 「!?」 ケンタロスは顔を下に向き、そのまま、上に振り上げ、ガルーラは上に飛ばされました。 「そんな、ガルーラの巨体が……」 「ケンタロス、ガルーラの着地地点にすてみタックルじゃ」 ケンタロスはガルーラの着地地点に思い切り、突進していき、ガルーラは再び、跳ね上がります。 「もういっちょじゃ」 ガルーラが回転しながら、落ちてくるところに、ケンタロスが再び、タックルをして、上に跳ね上げられます。それが何回か繰り返され、だんだんと、ガルーラの回転が強くなっていきます。 「そろそろ、フィニッシュじゃ。ケンタロス、ギガインパクト!」 ケンタロスはガルーラの落ちてくる場所に向かって、持てる力の全てを使って突撃し、ガルーラは今までで、一番高く跳ね上がり、回転しながら落下して、地面にめり込みます。 「ガルーラ戦闘不能。ケンタロスの勝利です」 梓 ガルーラ ひん死 園長 ケンタロス 958. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/07/21(木) 06 02 11.29 ID tWnhOyGT0 「どうじゃ、ケンタロスの必殺技、ハ○○○○○○サーは」 「くっ」 「では、中野選手。次のポケモンを」 「はい」 さて、次の手はどうしますか。 「今のところ、ケンタロスに勝てる可能性が高いのは2匹いるわけですが」 「なら、それを使おうよ。そのポケモンは」 「ゆい先輩です」 「そっかー、私かー。なるほど。……って、ちょ、無理だよ、私は」 「私はゆい先輩を信じてます。ニコッ」 「うっ、まぶしい笑顔。分かった。私が出……」 「でも、ゆい先輩は切り札だから、ここはもう1匹のほうを出します」 「あ、あずにゃんの意地悪」 「まあまあ、怒らないでください」 「それにしても、さっきから、機嫌がいいね」 「だって、不謹慎かもですけど、強いじゃないですか、あの人。ワクワクしてきますよ」 「そうだね」 「中野選手」 「はい。……来て、プテラ!」 『中野選手の2番手はプテラだー。これはケンタロスの技を警戒かー』 「ふむ。戻れ、ケンタロス。来るのじゃ、ジュゴン」 「ジュゴン?」 『これに対し、園長はケンタロスを引っ込め、ジュゴンを繰り出したー』 959. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/07/21(木) 06 04 16.15 ID tWnhOyGT0 梓 ガルーラ ひん死 プテラ 園長 ケンタロス ジュゴン 「さあ、いくぞ。ジュゴン、れいとうビーム」 ジュゴンは冷気のビームを空を飛んでいる、プテラに発射します。 「避けてください、プテラ!」 プテラは素早く、空中を旋回する。 「くっくっくっ」 可笑しそうに笑う、園長さん。 「これではこっちが不利です」 「何で?こっちの方がまだ、有利だと思うけど」 「プテラは物理の攻撃が得意で、特殊系の攻撃はそんなに強くないんです。でも、物理の攻撃を当てるには接近しなきゃいけません。接近するということはジュゴンの攻撃を受けるリスクが高まっていきます」 「へ、へえー」 「分かってませんよね」 「……はい」 「さて、どうしたものか。ここは交代するしか……」 「でもでも、このまま、交代じゃテラ太のプライドが傷ついちゃう」 「なるほど」 ゆい先輩の意見ももっともです。 「それにテラ太なら、大丈夫だよ」 「根拠は?」 「ない!」 「そんなに自信満々に言わなくても」 「とにかく、ゴチャゴチャ考えないで、いくことが大事だよ」 960. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/07/21(木) 06 05 22.69 ID tWnhOyGT0 「……なるほど。この場合はそうですね。プテラ、こうそくいどうで、ジュゴンに突っ込むんです!」 ジュゴンの周りを飛んでいた、プテラは素早い動きで、ジュゴンに接近していきます。 「よし!ジュゴン、れいとうビームじゃ!」 ジュゴンは冷気のビームを向かってくる、プテラに発射します。 『おーっと、ジュゴンに突っ込んでくるプテラにれいとうビームが命中したー。これはプテラが返り討ちにあったかー』 「このプテラが万全なら厳しいかもしれんが、さっきのピジョットとの戦いで、ダメージを受けているプテラなら、十分じゃ」 「甘いですよ。私のプテラはあなたのジュゴンの上をいきます!」 プテラはれいとうビームが命中したら、その姿が消えました。 「何!?」 『いや。命中したかと思われた、れいとうビームが貫いたのはプテラの残像だー』 「これは……かげぶんしんだと。じゃあ、プテラは……!?」 プテラはれいとうビームを当てたと思って、油断しているジュゴンの後ろに大きな口を開け、歯には電気を溜め、ジュゴンに迫ります。 「しまった!」 そのまま、プテラはジュゴンの体に噛み付き、ジュゴンは電気のダメージと噛み付かれたダメージとが重なり、苦しんでいます。 「よし!そのまま、ジュゴンを銜えて、上昇です」 プテラはジュゴンを口に銜えて、空高くまで飛んでいきます。そして、口を開き、ジュゴンを落とします。 「プテラ、落下する、ジュゴンに追撃です。すてみタックル!」 プテラは落下していく、ジュゴンの背中に落下していく速度に自分の飛行スピードを加えた突進を仕掛け、地面にドーンという音とともに激突します。 「テラ!」 プテラはその後、元気よく、空に戻ります。一方、ジュゴンは気絶しています。 「ジュゴン戦闘不能。プテラの勝利です」 梓 ガルーラ ひん死 プテラ 園長 ケンタロス ジュゴンひん死 961. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/07/21(木) 06 06 54.31 ID tWnhOyGT0 「やりおるわい」 「どうも」 「では、次はこれじゃ。来い!サンダース」 「サンダース!?」 『さあ、園長の3番手はサンダースだー』 梓 ガルーラ ひん死 プテラ 園長 ケンタロス ジュゴンひん死 サンダース 「ここは私もモンスターを交代ますか」 「テラ(俺はまだ、戦えるぞ)」 プテラはまだ戦いたそうにこちらを見てきます。 「テラ太はまだ、戦える、だって」 「んー、そうですねー」 ここはプテラの意思を尊重させましょう。 「では、プテラ。頑張って下さい」 「テラ!(任せろ!)」 「ふむ、代えないのか。だが、その判断が命取りになるぞ。サンダース、十万ボルト!」 「プテラ、避けてください!」 プテラは空をその素早い飛行で、かわします。 「空を飛んでいる分、こっちが有利です」 「それはどうかのう」 「強がりは無駄です。プテラ、アイアンヘッド!」 プテラはサンダースに向かって、その固い頭で攻撃すべく、突撃していきます。 「サンダース、十万ボルトで迎え撃て!」 サンダースは十万ボルトを向かってくるプテラに向かって、発射しますが、その攻撃はプテラをすり抜けます。 「どんなもんですか」 プテラは油断しているサンダースに向かって、口を大きく開けて接近します。 「油断はいけないのう」 「今頃、気づいても遅いですよ。また、私の勝ちです」 「ああ、そうだな。だが……それは私の台詞だ」 プテラはサンダースの背後から、噛み付くことに成功しました。……が、それはサンダースではなく、人形!? 「まさか、みがわり!?」 「今頃、気づいても遅いのう。おっと、これはお前さんの台詞じゃったか」 「くっ」 プテラは攻撃が外れたことに混乱してる横から、サンダースの十万ボルトを受け、地面に落下し、気絶します。 「プテラ戦闘不能。サンダースの勝利です」 梓 ガルーラ ひん死 プテラ ひん死 園長 ケンタロス ジュゴンひん死 サンダース 962. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/07/21(木) 06 12 20.31 ID tWnhOyGT0 「では、中野選手。次のポケモンを」 「はい。では来て下さい、イーブイ」 「ブイ♪」 私はイーブイを出します。 「そして、これです」 私はイーブイをかみなりのいしでサンダースに進化させます。 「ほう。ここで、同じ進化とは」 「私のサンダースの方が上ということを見せてあげます」 「わ〜。あずにゃん、かっこいいよ!」 「どうもです」 『中野選手の3番手はイーブイから進化のサンダースだー。これは園長のサンダースに対する挑戦かー』 梓 ガルーラ ひん死 プテラ ひん死 サンダース 園長 ケンタロス ジュゴンひん死 サンダース 「ふん。すぐに後悔させてやるわ。サンダース、シャドーボール」 サンダースは私のサンダースに黒い影の塊を投げつけてきます。 「サンダース、こうそくいどうでかわすんです!」 私のサンダースは相手の攻撃を華麗にかわしていきます。 「また、それか。ワンパターンじゃのう」 園長さんのサンダースは再び、シャドーボールの体制になります。 「何度来ても、かわします。サンダース!」 「ダース」 私のサンダースは再び、こうそくいどうで園長さんのサンダースの攻撃をかわしにいきます。 「言ったじゃろう。同じ戦法は何度も通じんよ」 963. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/07/21(木) 06 13 02.37 ID tWnhOyGT0 園長さんのサンダースは黒い影の塊を私のサンダースに投げつけますが、私のサンダースはそれをさっきと同じようにかわします。 「だが、無駄じゃ」 サンダースがかわした先には園長さんのサンダースが。 「さっきのシャドーボールは囮……!?」 「終わりじゃ!」 園長さんのサンダースは黒い影の塊を私のサンダースにぶつけようとします。 「……くす」 「何が可笑しい」 「いえ。……その手で来ることは読んでました」 『おーっと、先回りした園長のサンダースがシャドーボールを放ち、勝利かと思いきや、中野選手のサンダースが不思議な光を発射して攻撃を する、シグナルビームを先手をとって、園長のサンダースに仕掛けたー』 「何だと!?」 園長さんのサンダースはその攻撃を受け、飛ばされるも、何とか耐えます。 「サンダース!」 「ダース」 サンダースは耐えていて、まだ、反撃まで不十分な体勢の園長さんのサンダースにでんこうせっかを仕掛けていきます。 「ダス」 園長さんのサンダースはその攻撃で、倒れます。 「一気にいきますよ。サンダース、シャドーボール!」 今度はこっちの番とばかりに、私のサンダースは黒い影の塊をため、倒れている園長さんのサンダースに投げつけます。 「ダーーース」 園長さんのサンダースはそれをまともに喰らい、気絶しました。 「サンダース戦闘不能。サンダースの勝利です」 26